奈良 東大寺の「お水取り」2019!日程と時間、混雑を避けるには?

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奈良、東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)。通称「お水取り」と呼ばれるこの行事。

メインイベントは、暗い回廊を炎が駆け抜けるお松明と、真夜中に水をくむお水取りからなります。

特に大人気なのが「お水取り」の日の「お松明」。大混雑で、全部見ることはできないかもしれません。

 

ここでは、東大寺のお水取りの

・日程・スケジュール
・お松明・お水取りの時間と混雑
・修二会(お松明・お水取り)の由来
・基本情報・アクセス

についてご紹介します。

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修二会の日程・スケジュール

通称「お水取り」の正式名称は「修二会(しゅにえ)」です。

修二会日程
3月1日(金)~14日(木)

お松明
毎日19時~*12日(火)19時半~
14日(木)は18時半~
お水取り
3月13日午前1時~

 

お松明・お水取り、時間と混雑

一般に「お水取り」は、12日の「籠松明」を指すことが多いですね。

でも、正式には「お水取り」は13日未明の、水をくむ行事のことなんですよ。

1)お松明の時間

お松明
1日~11日、13日19時~毎日10本の松明で行われます。

籠松明
12日
(月)19時半

深夜の行事「お水取り」の日。
この日は、松明が11本になり、サイズも他の日より大きいため特に参拝者が多くなります。

14日(水)18時半

行の最終日。松明が10個横並びします。

*「お松明」は雨でも行われます。

 

1日~11日、13日

毎日、重さ40kg、長さ7mの松明が10本、回廊を走ります。12日の籠松明に比べ遜色はありません。

*所要時間:20分ほど

 

12日:籠松明

13日未明の「お水取り」に先んじて行われる籠松明(かごたいまつ)。一番の見ものです。12日19時半から。

「籠松明」ってどんなもの?

ふつうの日の松明は、竹を軸にして松葉をからめたもの。

「籠松明」は、薄い松の板を籠のように編んで、松葉をたくさんからめることができるようにしたものです。

松明は、重さ70kg、直径70cm、竿の長さ8m、と他の日よりずっと大きくなります。

*所要時間:11本が全部通るのに1時間ほどかかります。

14日

15日の満行に向け、10本の松明がつづいて走り横並びします。

*所要時間:10分ほど。

 

2)お松明を見る場所

見る場所は二つです。

・二月堂前の広場
3~4千人が立ち見できます。
・第二拝観席
200mほど離れています。席とはいえ立ち見です。遠いです。でも遠くを走る炎は幻想的。

 

3)混雑の具合

平 日

夕方6時頃までに行けば大丈夫。

 

土・日

夕方5時半までには。

 

12日当日

2~3万人の来場が見込まれ、単純に計算すると2万6千人ほどは広場には入れないことになります。

 

4)12日当日、混雑を避けるには

-1二月堂下の広場に入るために

5時までには誘導路に並びましょう。混雑は避けられませんが確実に見れるように。

東大寺 鐘楼

鐘楼から誘導路ができますが、毎年18時頃には誘導路まで満員になります。

*大鐘の手前に並んでも入場はできません。
*整理券が配られることもあります。

 

-2最後まで見られるとは限らない

早く行っていい場所を取っても警察の指導で動かされることもあります。

さらに、誘導路で並んでいても入場できない人達などにもチャンスを与えるため、籠松明が終わらない内に第二拝観席へ誘導されることもあります。

・・・早くから並んでも、いろいろ不利なこともありうる12日です。

 

-3おすすめ:平日

籠松明は大きいですが、他の日の松明も遜色のない見ごたえ。

人数も少なめです。6時ころまでに行って、間近で火の粉を浴びた方が心身が洗われてご利益も大きそうです。

 

5)お水とり

お水取り
3月13午前1時

深夜の行事ですが1度しか無い行事なのでやはり混み合います。

二月堂から若狭井まで通路のそばに並んで見学します。

*お水取りで汲まれた水「お香水」は、二月堂受納所で一瓶300円で随時授与されます。

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修二会・お松明・お水取りとは

1)修二会の由来

修二会は「しゅにえ」と読みます。昔は2月に行われる修行だったのでこう呼ばれていました。

752年平安時代に始まり、大火事で伽藍が焼け落ちても休むことなく続けられた不退の行法。2019年は1268回目にあたります。

修二会は十一面悔過法(じゅういちめんけかほう)という名の「行」です。厳しい節度と、たくさんの決まり事があります。

修二会とは

練行衆(れんぎょうしゅう)と呼ばれる行者のみなさんが、精進潔斎して過去の罪障を懺悔

その功徳によって仏法の興隆、天下の泰安万民の豊楽、五穀豊穣などを祈るもの。

 

自らの修行で私たち一般衆生をも救うんですね。

練行衆の僧侶は、初めての行なら2月15日から、経験者なら2月20日から、暖房も火鉢もない戒壇院の庫裡(くり)で1日1食の生活をします。食事の後は水もとりません!

「お松明」と「お水取り」も、この行の一つです。

 

2)お松明の由来

お松明は、練行衆が夜の行を始めるとき、暗い階段や廊下を照らすための灯(あかり)でした。

もともとは小さい実用的な松明だったのですが、江戸時代から大きくなって童子と呼ばれる練行衆の行の手伝いをする僧たちの見せ場となりました。

1本のお松明が通る後を一人の練行衆が道内に入っていく形です。

お松明の火を浴びると、1年間無病息災に過ごせ幸せになるといいます。

燃えカスを護符として、大切に持ち帰る方もいます。

 

3)お水取りの由来

遅刻した神さま

東大寺二月堂の修二会で神名帳を読んで全国の神さまを招いたとき、遠敷明神(おにゅうみょうじん)は遅刻してしまいました。

漁に夢中だったんです。

そのおわびに、遠敷明神は、二月堂の本尊にお供えする水を、若狭から送ると約束しました。

 

若狭から水を送る

遠敷明神をまつるのが若狭神宮寺。福井県小浜市にあります。

毎年3月2日に、この若狭神宮寺では、二月堂の若狭井に水を送る神事が行われています。

神社から2㎞ほど遠敷川をさかのぼったところにある「鵜の瀬」という淵と、東大寺二月堂の「若狭井」が地下で通じているとされているんです。

若狭神宮寺のお水送り-若狭小浜観光協会

 

送られた水をくむ

二月堂の若狭井で、この水(お香水)を汲んで、須弥壇の下の香水壺に運ぶのが「お水取り」。

3月13日午前1時過ぎ、雅楽の演奏の中白い装束の練行衆がおけで水(お香水)を運びます。

「お水取り」の椿菓子

2月23日は「花ごしらえ」の日。練行衆は、紙で椿の造花を作ります。

この椿の花は3月1日から14日までの行の間中、本尊の十一面観音の祭壇に飾られます。

この椿にちなんだ「お水取りの椿菓子」が和菓子屋さんで売られています。甘いきれいな紅白の練りきりです。

 

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基本情報・アクセス

■東大寺基本情報■

【住所】奈良市雑司町406-1
【地図】こちら
【拝観時間・拝観料】
・境内自由、無料
【大仏殿・法華堂・戒壇堂】
・拝観時間 8時~17時*3月
・拝観料 大人600円

【問合せ】0742-22-5511寺務所
【公式サイト】華厳宗大本山東大寺

 

電車で

JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から
--東口2番のりば--市内循環バス外回り「大仏殿春日大社前」下車徒歩5

近鉄奈良駅から徒歩約20

 

車で

・名神高速道「京都南IC」~京奈和自動車道経由約60
・京奈和自動車道「木津IC」南へ約km
・第2阪奈有料道路「宝来IC」東へ約km
・西名阪自動車道「天理IC」~R169経由北へ約10km

 

駐車場

奈良県営大仏前駐車場(有料)
奈良市水門町南院畑82(南大門南側)
TEL/0742-22-5025
*観光バス優先駐車場

 

GSパーク東大寺西大門駐車場(有料・無人)
奈良市押上町6-1
*18台

 

 

 

終わりに

東大寺の修二会は、行をしていない私たちにも平安・幸福を分けてくれるもの。

華厳宗のお寺東大寺ですが、密教のような「お松明」に神道のような「お水取り」。興味の尽きないお寺ですね。

「お水取り」が終わると奈良も春と言われます。でもまだ夜はとっても寒いです。暖かくしてお出かけください。


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