春を迎えるころ、たくさんの種類のかわいい梅が、メジロや人々を引き寄せる池上梅園。
丘の斜面には、30種類の梅が植えられています。
回廊から見下ろすと、少しずつ色合いの違う梅の花がかさなって、やわらかく美しい眺めです。
ここでは池上梅園の
・ライトアップと名花
・梅以外のお楽しみ
をご紹介します。
見頃と開花状況
1)見頃
早咲きは1月から開花。梅園全体の見頃は、平年で2月下旬に入るころから3月上旬。
2024年、東京の「うめ」は1月9日に開花。平年の1月22日より2週間弱早くなりました。
今年は暖冬なので、池上梅園の見ごろも早くなりそうですね。
・・・例年の見ごろは2月下旬からですが、暖冬の年は2月中旬ころから満開を迎えます。
2)現在の開花状況
ライトアップと名花
1)ライトアップ
2)開園時間
通常の開園時間
:9時~16時30分(入園16時まで)
2023年は
2月17日(金)~3月5日(日)
:9時~20時(入園19時30分まで)
*2月・3月は無休です。
入場料
・16才~65才未満 100円
・6才~16才未満 20円
*2023年は、昼間に使用した入場券で、当日のライトアップに再入場できました。
・詳細は、大田区HP「池上梅園」で。
3)梅のおすすめ:名花
370本の梅は大田区によって観梅用に植えられたものです。
白梅150本、紅梅220本。しだれ梅あり、八重の梅ありと梅の種類は30種。白加賀や豊後など食べられる実がつく梅もありますが、観賞用の花梅がたくさん。
梅の木には品種の札がついているので、一つ一つをじっくりみることもできますよ。
必ず見たい!名花
1「見驚」
・・・梅の女王といわれる八重。花びらがうねっています。
2「八重揚羽」
・・・ポンポンのようにかわいい。見頃は3月上旬。
3「思いのまま」
・・・一本の木で、また同じ花の中でもピンクと白に咲き分けます。見頃は3月上旬。
次の映像には、いろいろな梅が美しく紹介されています。*長いので、急がれる方は、速度を2までアップしても大丈夫です。
45秒ころ「八重揚羽」
1分22秒ころから「見驚」
1分45秒ころ「思いのまま」
写真を撮ろう!
回廊から眺めると白から淡いピンク、濃いピンクまで重なって美しいですね。
これがきれいに撮れたら最高です。
目白(メジロ)がよく枝にとまっています。小鳥は動きが速いので難しいですが、梅と一緒に撮ってみたいですね。
・公式サイト:大田区池上梅園
・連絡先:池上梅園事務所03-3753-1658
梅以外のお楽しみ
コロナがおさまっていれば、甘酒や和菓子などを楽しめます…。
1)竹垣
庭園には、和室のある建物が一つ、誠月庵・聴雨庵という二つの茶室があります。
その竹垣がいろいろな種類があって、その名前の札がついています。
一緒に行った方と、ちょっと楽しんでいただければ。
2)食べ物
-甘酒の屋台
例年は、シーズン中、園内で甘酒を飲むことができます。
園外で和菓子も売っています。
-お弁当やストラップ
コロナ前2019年は、2月24日(日)梅のお弁当が11時から販売され、かわいい梅ストラップもありました↓
【梅まつりNews】当日限定オリジナル弁当「池めし」が登場!朝11時より300個限定で販売予定です。2/24(日)11時~池上梅園前駐車場へ是非お立ち寄りください♪(写真は昨年のもの) pic.twitter.com/bijT8a881i
— 大田区 (@city_ota) February 19, 2019
-あんみつ
池上梅園近くの「村田商店」というあんみつ屋さん。すごくおいしくて人気です。
食べる店ではなく、業務用のあんみつ・ところてんなどを製造している寒天業者さん。でも、お持ち帰りできます。*業務用の袋入り^^
池上梅園から歩いて2分ほど。大きなお釜が目印です。2・3月はお休み無しで営業されるようです。
▶村田商店サイトでどうぞ
まとめ
池上本門寺のおとなり、池上梅園。日本画家の伊東深水の自宅兼アトリエがあったところです。
今年は暖冬。2月下旬には見頃になりそうです。
例年どおりならライトアップもあります。よい梅見になりますように。