4/21公開、エマ・ワトソンの「美女と野獣」。すでに公開されたアメリカでは大変な人気です。
エマ・ワトソンが美しい!という声が多い中、悪役のガストンが魅力的!という声も多くて、楽しみですね。
さて、子どもたちにとってはどうでしょうか。何才くらいならお話についていけて映画を楽しめるのでしょう?アニメではないのでちょっと心配です。
ここではディズニー「美女と野獣」を何才から楽しんでみることができるかについて
・アメリカでの親と子の感想など
・日本なら何才から?
・英語・日本語の絵本
についてご紹介します。
何才から楽しめる?
映画を楽しめるかどうかは、集中力・ストーリーを追う力・怖さをがまんできる力がついた年頃かどうかにかかっています。
見れるかどうか、ポイントは?
1)長さ!集中できるかな
アニメの「美女と野獣」は90分。でも実写版は129分です。およそ1.4倍の長さ。
ディズニーのお話の展開は速く、決して飽きさせません。でも、映画の途中で歌や踊りが入る「しまじろう」とは違います。ストーリーを理解できないと、ディズニーでも長くは集中できません。
これには集中力だけでなく、お話についていく力、話を記憶して理解する力が必要です。
2)ストーリー!ついていけるかな
子どもがストーリーを記憶できるようになるのは4歳以降。
自分の子供時代についても4歳より前の記憶がある方はあまりいないでしょう。*私の場合幼稚園の年長のころが最初です^^みなさんはいかがですか?
かんたんなお話についていけるのも4歳よりは後。
ディズニーの面白さなら5歳くらいから楽しめてくるようです。
一般にどらえもんなどストーリー性のあるアニメも5歳以降から。もともとは小学生をターゲットにしたもの。
3)怖いシーン!大丈夫?
映倫の判断は?
アメリカ映画協会(映倫)は、PG指定「子どもに見せる前に保護者が内容を検討してください」。
映画を見ている時や見た後で、親が説明したりフォローしてあげる必要があるとされています。
ただ、アメリカの映倫はズートピアもPG指定。終わりごろに怖いシーンがあったためです。
日本は暴力的なシーンや怖いシーンについてはアメリカよりは寛容です。
日本では、今回の「美女と野獣」もズートピアと同じく誰でも見ていいG指定です。
✔怖いシーンはどこ?
暗い森のシーン。オオカミたちがベルを襲うところ。ガストンが野獣を銃で撃つときなど。
前もって「こんなとこ怖いかもよ。」と言っておくと子どもなりに心の準備ができます。
✔ゲイに批判的な人たちも
うぬぼれ屋ガストンの手下、ル・フウはゲイ(同性愛)の設定。ディズニー映画では初めてゲイのキャラクターです。
2015年アメリカ最高裁判所は、同性愛の権利は合衆国憲法が認める権利という判断をしました。同性婚を認めていない州を憲法違反としたのです。
でも、ゲイに反対する人も多く、中には子どもへの影響を懸念する人もいます。
マレーシアでは同性愛をほのめかすシーンは検閲されてカットされてしまいました。ディズニーは抗議し、映画の公開を無期限延期にしました。
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アメリカ、親子の感想では?
Rotten Tomatesという映画批評サイトでは6才くらいからと判断しています。
Common Sense Mediaという本や映画などを教育や子育ての観点から批評するサイトでは
・親たちの感想では8歳以上
・子ども達の感想では7歳以上
となっています。
親は怖いシーンを見せていいかということも考えるので、こどもたちが考えるよりも年齢が高くなりがちなのでしょうか。
一方1991年のアニメについては親が7歳以上、子どもたちは5歳以上と考える人が多いです。実写版はやっぱり少し年上向け。
日本なら何才から?
怖いシーンについては、日本はアメリカよりもどちらかといえば寛容で慣れているといえそうです。*映倫の判断もアメリカの方が厳しいですね。怖いシーンはパパやママにしがみついて切り抜けられますし。
そこで子どもがストーリーを楽しめるかどうかが一番のポイント。ストーリー記憶が4歳からということからも、一番早くて4歳から。
一般には、幼稚園の年長さんならほぼ大丈夫でしょう。*4歳でシンデレラ実写版を見たお子さんもいるので個人差はあります。
楽しめるのは5歳から
ただ、無理をせず、もし飽きたら席をたてるように端の席をとったり、お菓子を食べられて気を紛らすことができるように用意しておきましょう。
英語の絵本は?
今回の実写「美女と野獣」では、今のところ絵本や写真付きの本が出る予定はないようです。小学中学年ならジュニア向けの本が出ます。
CD
やっぱり黄色いドレスがすてき。ピアノの発表会でも今年は黄色が人気かもしれませんね。
ノベライズは小学生から
ジュニア版なので3・4年生くらいから。
終わりに
アニメを観た世代が親になった時、子どもと一緒に映画館に足を運んでくれるように、25年くらいの周期で同じお話を映画化するというディズニー。
でも、ディズニー映画は大人もまったく飽きさせません。
親子でお楽しみください!
▶関連:子供だけで映画を見れるのは何才から!何年生なら大丈夫?
お姉ちゃんが下の子を連れて行ってくれたら...。
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