明けましておめでとうございます。
初詣、行きたいけど人が多そうですね。いつまでなら大丈夫なんでしょう。
元旦だけ?3日まで、それとも1月いっぱい?
ここでは、初詣の期間(いつまで)と意味、神社とお寺で違う参拝の作法、服装などについてご紹介します。
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1初詣はいつまで
初詣の期間に決まりはありません。そこでいろいろな考え方があります。
・・・その年に初めて参拝するならそれが初詣だ、とか1月中のお参りならいい、とする方も。
でもやはり一般には3日までが初詣で、3日までに行けなかったら15日までを初詣とすると良いようです。
1)一般に
お正月三が日と考える人が多く、違和感もないようです。一般に お正月三が日
:1月1日~3日まで
:1月1日~3日まで
2)神社庁では
神社庁の見解はありません。でも神社庁の方によると
小正月まで
:1月15日までとする人が多いようだ
:1月15日までとする人が多いようだ
1月15日は小正月(こしょうがつ)と呼ばれ、お正月の終わりとされていた日です。
神社庁によれば、東京の方も松の内の7日までに行けなくても15日までなら初詣と考えていいようですね。

3)地域の松の内によれば
松の内の期間は地域によって違います。地域の松の内
東日本~北日本
:1月7日まで
西日本
:1月15日まで
*地域性は大まかな傾向です。現代では同じ地域でも7日と15日が入り混じっていたり家庭によって違ったりします。
✔地域によって松の内が違うわけ江戸時代の初めまで松の内は小正月の1月15日まででした。
→ところが幕府が江戸城下の松の内を1月7日までと決めたため、これが東日本・北日本へと広がり、1月7日までを松の内とするように変わりました。
→さて、江戸時代初めは上方(大阪・京都)の方が文化が発展していました。そこで西日本は江戸の影響を受けず松の内の期間は1月15日のまま変わりませんでした。

屋台や露店はいつまで?
屋台や露店はお正月三が日が中心。人出が多い神社・寺だと4日以降も出店していますが…。一般的な営業時間
1日:午前0時~深夜まで
2~3日:朝から夜まで
4日以降:なし/昼だけまたは夕方からだけ
*長くて6日くらいまで。

初詣:一般に1月3日まで。15日までは初詣ということができる
2初詣の意味
「詣でる」は「参拝する」という意味です。初詣とは
:年が明けてから初めて寺や神社に参拝すること
もともとは年籠り(としごもり)という慣習から。
・・・年籠りでは、一家の家長が12月31日おおみそかの夜から1月1日元日の朝まで氏神さま(地域の神社)にこもって、過ぎ去った1年を感謝、新しい年の無事と平安を祈りました。
明治始め頃まで行われていました。
今では、元日に新年の無事と平安を祈る部分だけが初詣として残っています。

3初詣の作法
初詣参拝の作法
:神社 二拝二拍手一礼
:寺 一礼一礼
:神社 二拝二拍手一礼
:寺 一礼一礼
1神社での作法
こちらの画像をどうぞ。とてもわかりやすいです。一つ飛ばされて文字で訂正されています^^
2寺での作法
画像はこちらをどうぞ一礼一礼
1)本堂に向かって一礼(軽く頭を下る)
2)手水で左手・右手・口・左手・ひしゃくを清める
↓
お灯明をともす:ろうそくに火をつけて台に立てる(しない人も多い)
↓
香炉に線香を上げる(有料)
↓浅草寺の常香炉 線香は一束100円

3)お参り
お賽銭
↓
あれば鈴・鐘を鳴らす
↓
一礼する
↓
お祈り
↓
一礼:終わり!
3初詣の服装は?
神社や寺への参拝は、本来は神さま仏さまに敬意を表してきちんとした服装をするもの。・・・七五三は晴れ着を着ますね。初詣も、カジュアルながらも少しだ
けきちんとした服装で行きましょう。

着物は正装で最適です。黒っぽいダウンが多いお正月の境内を明るく華やかにしてくれますね。
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終わりに
・初詣はできればお正月三が日の間に行きましょう。
有名なところに行くとご利益も大きそうな気がしますが、大混雑。並んでいる内に新年の決意も忘れそうです。
そこで地元のお寺や神社はいかがでしょう。人が少ないので神さまたちもゆっくり願い事を聞いてくれるかも。
九州には三社参りといって3つの神社・寺を回る風習があります。
「大きな人気のある神社」「地域の神社・寺」「近くの小さな祠」など3か所を自由にお参りします。
*ちょっと楽しくてデート向きです。
・混雑を避けたい、三が日過ぎたけどお参りしたい方は神社庁の方による15日まで。
よい一年になりますように。
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