「容疑者は熱愛カップル!」哀ちゃんにとっての比護さん
2016/07/23
「容疑者は熱愛カップル!」87・88巻
全編を通して哀ちゃんが超かわいい!
あちこちに哀ちゃんらしさが出ていて思わず笑ってしまいます。
でもクールな哀ちゃんじゃないのでクールなところが好きな方はイマイチなのかなぁ。私はとってもかわいくて大好きでした。
ここでは「容疑者は熱愛カップル!」のあらすじ、哀ちゃんと比護隆佑という存在との出会いをふり返り、哀ちゃんにとっての彼の意味を考えてみます。
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あらすじ
登場人物
コナン 小五郎 灰原哀
沖野ヨーコ 比護隆佑
レストラン従業員
目暮警部 高木刑事
裏テーマ
灰原哀にとっての比護隆佑
あらすじ
「沖野ヨーコ・比護隆佑」の熱愛発覚!?真っ青になる哀ちゃん。その頃毛利探偵事務所では小五郎が放心状態に。
哀ちゃんは小五郎のおっちゃんに沖野ヨーコ・比護隆佑の素行調査を依頼。無償で^^利害が一致した二人はがっしりと握手。
ヨーコと比護さんは高校の先輩が経営するレストランでその先輩を待っていました。しかしその先輩が殺害され、ヨーコ・比護さんも容疑者に。
見どころ
Best3追求
Best2尋問
Best1「そういうことってありません?」
Best3)追求
比護さんも容疑者だとわかった哀ちゃん。従業員たちに「あなたが犯人ならさっさと白状してくれる?」
「だから殺したのね?」
Best2)尋問
捜査が始まりますが、小五郎探偵と哀ちゃんはヨーコと比護さんに事件ではなく二人の関係を追求します。「どうなのよ?」
Best1)「そういうことってありません?」
比護さんの問いかけには比護「そういうことってありません?」
ヨーコ「ええ、まぁ...」
哀「あるわ!あるある!!」
ヨーコ「こういうことってよくありますよね?」
哀「ないわ!!」
ぜひコミック87・88巻をご覧ください。話の流れの中でしかこの楽しさは伝えられません。
名探偵コナン(87) (少年サンデーコミックス)
灰原哀にとっての比護隆佑
暗い影は哀ちゃんの魅力の一つですが、初めのころは自分に対してとてもネガティヴでした。1)比護さんという存在との出会い
哀ちゃんが比護選手を知ったのは「迷宮のフーリガン」。(279・280話 34巻)一人のフーリガンが殺される事件ですが、個人的裏テーマは哀と孤独(所属意識のもてなさ)。
比護選手はノワール東京からビッグ大阪に移籍。
前のチームのサポーターからも新しいチームのサポーターからも激しいブーイングを受けていることについて
哀「所詮、裏切り者には...居場所なんてないんだから...」
試合の後半、移籍先の大阪で初ゴールを決めサポーターの喝采をあびる比護選手。にっこりしながら見ていました。
2)灰原哀にとっての比護選手
哀ちゃんは、その後も比護選手の動向を追っていたようです。彼が自分の信念で動き、自分の場所を獲得していく姿は、哀ちゃんにとっても共感でき勇気づけられたでしょうね。
頼りにできる先輩っていうところかな。
そして彼女ができたら大ショックを受けるほどの大ファン。
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今では、毛利のおっちゃんと手を組んで比護さんとヨーコちゃんのカップル化阻止に動くまでに^^
3)哀ちゃんの好みのタイプって?
哀ちゃんがこんな風にふるまえてとても良かったです。以前よりずっと安心して生きていられることに感謝です。哀ちゃんは知的で理性的。
園子ちゃん(私は園子ちゃんも大好き)とは全然違うんですが、共通点があるように思います。
哀ちゃんは園子ちゃんより大人で他人を受容できるけど、実はとっても甘えたい、安心したいのではないでしょうか。
まだ、素直に甘えられる人には出会っていませんが、いつかきっと出会ってクールながらも基本的に甘えん坊(ストレートに表現するかどうかは別^^)のところを見せるんじゃないかなぁ。
姉を殺した黒の組織を自分の意思で死ぬ覚悟で去った哀ちゃん。
とても強い女性です。でもずっと一人で大変だったでしょうね。
阿笠博士の包容力と少年探偵団や新一との毎日があったから、今はかなり自由に生きられてるのかな。
彼ができたらどんな風なんでしょう?
後記
哀ちゃんは複雑系なので、つい妄想してしまいました^^
哀ちゃんのコナンへの登場は早くから決まっていて、作者の青山剛昌さんは、蘭と正反対の人物像を設定されたそうです。
物語というのは、そういう風に作るものなのでしょうか。
平次は、新一にはライバルが必要だということで生み出されたそうです。そういえば平次と新一も性格がまったく違います。
さて「容疑者は熱愛カップル」。とってもおすすめです。
読んだ後、楽しい明るい気分になりました。
6月18日アニメ化されましたね!
でもセリフやシーンの間合いの問題でしょうか。コミックのほうが絶対面白いです。チャンスがあったら原作も読んでみて下さいね。
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