名探偵コナン「純黒の悪夢(ナイトメア)」予告編のトリック!ストーリー予想は気をつけて
2016/07/23
映画の予告編や公式サイトの情報は、映画とは違うことがあります。
予告編はハイライトシーンがつないであって、ファンがやきもき心配させられる内容になっていますね^^
だからストーリーの予想も、本編とは全く違うものになることも!
ここでは、名探偵コナンの過去の黒映画の予告編と本編を比較して、予告編のトリックをチェック、
それから、今度の「純黒のナイトメア」のトリックについても考えてみました。
ストーリー予想は気をつけて!
お楽しみいただければ幸いです。
実際の映画を見ての結果を赤枠の中に書いています。

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予告編のトリック!
予告編などから、映画のストーリーを予想してもなかなか当たりません。それは、予告編や特報の映像、公式サイトの映画の紹介は、公開される映画とは違っていたりするから。
だから、あまり信用出来ないかも?
どうして映画の予想は難しいのか
- 理由1)映画が製作途中なため
- 理由2)「釣り」
1やむを得ない完成作との違い
映画の細かい部分は、まだこれから変わるかもしれません。映画の出来上がりは、3月中旬のようなのです。
・・・2013年の「絶海の探偵」は、 公開が4/20。
完全披露試写会が3/31、3/11にアフレコ(声優によるセリフ、音を収録)をしたそうです。
試写会ぎりぎりまで、編集が行われる可能性もありますから、
11月、12月に公開された黒ムービーや特報、公式サイトの情報は、まだこれから変わるかもしれませんね。
2)「釣り」、トリックかも!
もう一つは「釣り」。だますつもりではないけど、ファンの期待感を高めるため。
予告チラシをティーザー(じらす)チラシといいますね。
ファンを「どうなるの?」とやきもきさせ(^^)劇場に足を運ばせるためのトリック、仕掛けです。
過去の黒映画の予告編をチェック
過去の黒映画での、予告編と本編の違いを見てみましょう。これまでに黒の組織が関わった映画は、第5作の「天国へのカウントダウン」と第13作「漆黒の追跡者(チェイサー)」
ここでは、「漆黒のチェイサー」をチェックします。
「漆黒の追跡者(チェイサー)」
第13作「漆黒のチェイサー」2009年。「逃げきれねぇ、か・・・」のキャッチコピーで、
コナンの正体が黒の組織にばれるのでは?とファンをやきもきさせました。
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1)コナンの正体がバレた!?
予告編では、●黒メンバー、アイリッシュ:「あの高校生探偵を例の薬で処分したのはお前だったな。工藤新一だよ。忘れたか」
●ジン:「フン」と笑う。
ここで場面が変わります。そして、
●ジン:新一に「まさか、ガキの姿になって生きていたとはな。」
どう考えても、ジンにバレたとしか思えません。
ところが、映画では、●黒メンバー、アイリッシュ(ここは同じ):「あの高校生探偵を例の薬で処分したのはお前だったな。」
ジン:「何のことだ」
●アイリッシュ:「工藤新一だよ。忘れたか」
●ジン:「フン、バラした奴の名前なんざいちいち覚えてねぇな。そいつがどうかしたのか」。
アイリッシュ:「いや、何でもない」
コナンが新一だと知っているアイリッシュは、これで話を終わらせました!
・・・アイリッシュはは、ジンを恨んでいて、ジンの失脚を狙っていたんです。
ジンが暗殺に失敗したことを「あの方」に告げるつもりでした。だから、コナンの秘密は口にしないまま。
●次の、ジンがコナンに「ガキになっていたとはな」と言うところは、コナンがみた悪夢の1場面でした!
これは、黒の組織の工作員名簿が警察の手に渡りそうになったため、アイリッシュが警察上層部に化けて潜入したもの。
でも、潜んではいましたが、アイリッシュはコナンの秘密を口にしないまま、殺されてしまったので、大したことはなかったんです。
2)コナンの関係者に危害が!
予告編では●灰原:「組織は、あなたと関わった人間をすべて消すつもりよ!」
●続いて、目暮警部が刺されたらしく「ぐわぉっ」叫ぶシーンが。
●それに続いて、少年探偵団が暗闇の中でぎょっとして振り返り、おびえるシーンが。
心配しますよね!
本編では●灰原が、「組織は、あなたと関わった人間をすべて消すつもりよ!」という場面はありませんでした!
・・・これは、灰原が、車の中で、推理に走るコナンを諌めるシーンのものだったのだと思われます。
予告編を作る段階ではあったけど、本編では割愛されたか、セリフが変わったのではないでしょうか。
●目暮警部は、容疑者の恋人が警察官を刺そうとした時に、身代わりになって刺されたのでした。黒の組織とは関係なし。
●少年探偵団が怯えて叫び声を上げたのは、テープをはられたカブトムシの謎を解いていた時。
夜の公園で、後ろに足音を聞いて怖がりましたが、博士と哀ちゃんでした。
この映画では、少年探偵団が大活躍。
でも、謎解きや黒の組織との直接の接触はなく、とても安全でした。
映画は、すごく面白くて、予告編が引っ掛け^^でも、全く問題はありませんでした。
第33回日本アカデミー賞の優秀アニメーション作品賞を受賞しています。
純黒のナイトメア予告編のトリックは?
キャッチコピー
奪われた秘密をめぐる、裏切りと因縁の、バトルロイヤル「奪われた秘密」は、各国諜報機関やFBIの機密データ。
前の漆黒のチェイサーでは、追っていたのは黒組織工作員リストでした。
今回は、諜報機関のどんな情報を狙うんでしょう。
公安、FBI、CIAのデータが盗まれてしまえば、この3人がスパイとして組織に潜入していることがわかってしまいます。
データは、本当に盗まれずにすんだのでしょうか。データを盗もうとしたのは、組織が彼らを疑っているからでしょうか。
青山さんは、「今、組織の中は大変なことになっている」とおっしゃっているそうです。どうなっているんでしょう!
バトルロイヤルは、自分以外の全員が敵で、最後に一人だけが勝ち残るゲームです。
でも、誰が勝ち残るのか?
赤井、安室、水無はきっと無事に逃げ切るはずです。
バトルロイヤルじゃないかも^^
・・・実際には、水無と安室の情報、他の3人(イギリス、ドイツ、カナダの情報機関)のデータが盗まれ、ダブルフェイスであることが判明。
海外の3人は殺されました。
ブラックチラシ11/4
全国の映画館に96960枚置かれたブラックちらし。黒の組織のメンバーの名前にラムが登場。
公式サイトのニュースを見ると、このラムが「あの方」の側近であることがわかります。
これには、あまり情報はありませんでした。
ラムは声だけ。それも機械で合成したような声(エンドロールに声優の名前も出ていません)
何の個人的情報も明かされませんでした。男のようです。
黒ムービー11/4
左が黄色、右が青のオッド・アイが開いて、ベルモットが「あの人が動き出したわ」。
「あの人」がラムですね。で、その人はオッド・アイ。
この予告編では、「あの方」の側近ラムがオッド・アイなんだと思いました、てっきり^^
でも12/2公式サイトのストーリーを読むと、オッド・アイは記憶をなくした女性。
女性はラムのような強い蒸留酒をコードネームにしないので、彼女は「あの人」ではありません。
これも、ハイライトシーンをつなげたトリックでした。
それから、赤井「ふん、そういうことか」、安室「そろそろ潮時だな」、水無「まさか!」
水無が危なそうです。
でも、そんなに大した場面じゃないのかも?しれませんぜ、兄貴。
*黒ムービーでは蘭が泣いています。
でも映画では蘭が泣くシーンはありませんでした。11/4の時点では、予定されていたのかもしれません。「純黒」では蘭の出番はぽっちりで残念でした。
公式サイト:ストーリー12/2
始まり:
ある夜、警察にスパイが侵入。各国諜報機関の機密データを盗み出そうとします。
そこへ安室たち公安が駆けつけ犯人は逃走。赤井の銃撃で車は転落。
次の日:
水族館に出かけたコナンは、記憶をなくしたオッドアイの女性に出会って、彼女の記憶を取り戻す手伝いをするため、「そのまま一緒に過ごすことに...」「一部始終を影で監視していたベルモット」。そして彼女は「その場を後にしながらサイレンサーを取り出し、装着していたインカムに向かって」「そのつもりよ、ジン」と言い放つ。
と、ここまでが、公式サイトの説明です。
・・・ベルモットが監視していたのは何なのか。
オッド・アイの女性がコナンたちと出会った一部始終、なのでしょうか?
素直に読むと、オッド・アイは警察に侵入した黒メンバーで、ベルモットは彼女をどこかで殺すつもりなのか、という感じですが...。
全然、つながりがなかったりして?
でも、あらすじの最初の部分の紹介なので、素直に読むべきかも?みなさんは、どう思われますか?
ベルモットはずっとオッド・アイを監視していました。仲間として迎えに行き、その後は記憶喪失の彼女を監視。
ティーザーチラシ12/2
コナンが乗っている馬は何?たてがみやしっぽ、ひづめが燃えているようにも見えます。
青い馬なので、死神が乗る蒼ざめた馬か、と思ったのですが、コナンが乗っているので、死神ということはないですね。
チラシ全体が青いですし。
コナンが馬に乗るシーンがありそうです。きっと...。多分...。
馬なんか出てこなかったよ~。
特報 12/12
オッド・アイとラム
「動くか、あの方の側近が」というジンの声に続いて、オッド・アイが目を開きます。うわぁ、迫力があってきれいですね。
ここでも「あの方」の側近がオッド・アイみたいじゃないですか!
オッド・アイはラムに忠誠を誓っていました。
黒に潜入している3人が危ない
安室、赤井、水無の顔写真と「忘れるなよ、お前らの定めを」と言うジンの声。この3人が危ないのは間違いないようです。
「お前らの定め」って裏切り者の定めのことですよね。
あれれ?それとも黒組織のメンバーの定め、心構えのことかな。
まさか、映画ではこの3人とは関係ないシーンで言われちゃったりして^^
お前らの定めは「裏切り者の定め」のことでした。映画の中ではこのセリフは無かったように思います。
安室と水無は本当に危なかった。赤井が助けます。
ポスター1/20
「世界各国で起きた連続スパイ暗殺事件」「全ての謎を握るのは瞳に秘められし”記憶”!?」
ポスターの中心は、二つの瞳。
でも、黄色・青がはっきりしたオッド・アイではありません。
義眼と言われるラム?義眼なら目がカメラで何か記録している?
でも女の目ですね。
オッド・アイの女性が失った記憶のことかな。
はっきりしているのは連続スパイ暗殺事件が起きたことと、黒の組織と公安、FBI,コナンが対決すること。
他は、書き方もあいまいで...
でも、じらし、とはわかっているけど!どうなるんでしょう?^^
FBI,公安というより、赤井・安室と黒の対決でした。コナンは参謀役。
黒の組織の謎が明かされるのか
予告編でも公式サイトでも、謎が解けるとは一言も言ってくれません。謎が解けないのは間違いないようです( ´_`)
ラムの正体もわかるかどうか。
原作の青山さんによると、コミックは100巻までは続かないそうです。
入場やプレゼントに「まだまだ行くよ~」と書いてありました^^
*毛利のおっちゃんはどうなるんでしょう。心配です。
最後の頃に、組織の全体像がわかり「あの方」も逮捕!?されるのではないでしょうか。
佐藤刑事、高木刑事、頑張って!
それでは!ここまでご覧いただき、どうも有難うございました。
予告編のトリックは、疑いだすときりがありませんね^^
想像したりやきもきするのも、映画の楽しみ。
4月16日まで、もうしばらく。
楽しみに待ちましょう。
赤井・安室のファンなら絶対見逃せません。哀ちゃんも出番が多かったですよ。
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