カーネーションの「花言葉」!意味と由来、色で伝えるメッセージ

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母の日に贈るカーネーション。

いつも赤だとつまらないですね。花屋さんにはきれいな色のカーネーションがたくさんあります。

でも、ちょっと注意!

 

カーネーションは色によって花言葉が違います。

花屋さんはあまり気にせず花束にしてくれたりしますから、思ってもいない意味のこともあって、贈った後で心配になるかも。

 

ここでは、カーネーションの「花言葉」とその「意味と由来」「色別の花言葉」をご紹介します。

伝えたい気持ちにぴったりの色をお選びください。

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カーネーションの花言葉:意味と由来

花言葉は、花の形やようす、香りや名前の語源などから考えられたもの。

伝説や宗教と結び付けられることもあって、同じ花でも、地域や時代によって違うんです。

カーネーションの花言葉も、その由来によって意味が違います。*色についても決まっていたり何でもよかったりします。

若い娘
純粋な愛情
清らかな慕情
あなたを熱愛する
*ギリシャ神話から
哀れな心
*キリスト教から
母への愛
*アメリカで「母の日」から
*日本もこれ

 

ギリシャ神話での花言葉

ギリシャ神話では「若い娘」や「清らかな慕情」。

母とは関係ありませんね^^

カーネーションの神話

ローマの娘ソ二クスは、その冠作りの才能をねたまれて殺されてしまいます。

神さまゼウスの息子アポロンは、神の祭壇を美しく飾ってくれたソ二クスに感謝。彼女をカーネーションにかえました。

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カーネーションは神の花冠という意味です。*色の区別はありません。

 

キリスト教での花言葉

キリスト教では、カーネーションの花言葉は「哀れな心(あわれなこころ)」。

ヨーロッパには、キリストが処刑されたとき、聖母マリアの涙のあとから生えた花だという伝承がありました。・花言葉「花図鑑」

そこで聖母子像にはよくカーネーションが登場。母性の象徴として描かれました。*色はピンク系。

↓ラファエロの「カーネーションの聖母」

マリアとイエスが手にしているのがカーネーションです。

 

でも、マリアが涙を流したのは、イエスが十字架を背負ってゴルゴダの丘へ向かう姿を見たから。

カーネーションは受難の象徴でもあって、花言葉は「哀れな心」だったんです。

 

アメリカで、日本での花言葉

アメリカでは、1907年アンナ・ジャービスが、亡くなったお母さんをしのんで白いカーネーションをささげたことから、1914年に「母の日」が制定されました。

カーネーションの花言葉も「母への愛」に。*赤が健康を祈る気持ちをこめて、白は亡くなった母への愛情。

花言葉は「哀れな心」で母の愛に焦点があてられていましたが、「母への愛」と子どもの側からの愛に焦点が変わりました。

 

でもアメリカを含むキリスト教世界では、カーネーションは一貫して「母」というもの、「純粋な愛情」を象徴してきました。

日本へもアメリカの花言葉が伝わり、「母への愛」として受け入れられすっかり定着しています。

 

色別の花言葉

花言葉はギリシャ・ローマの時代から存在しますが、色によって違う花言葉が使われるようになったのは中世(5世紀~10世紀)から。

カーネーションも、色によって与える印象が違うため花言葉も違ってきました。

色が持つイメージから

わたしたちは花言葉を知らなくても、明るい花束を見るとを見るとウキウキします。白いブーケは清らかさを、お葬式の白菊は悲しみを感じさせますよね。

カーネーションの色別の花言葉を、母の日におススメのものと避けた方がいいものにわけてまとめると、

おススメの色と花言葉

赤「母への愛」「母の愛」...

ピンク「熱愛」「母の不滅の愛」...

オレンジ「純粋な愛」「あなたを熱愛します」...

緑「純粋な愛情」

紫「誇り」「気品」

「永遠の幸福」

 

避けた方がいい!色と花言葉

×黄色 「軽蔑」「侮蔑」

×白 「母への愛(亡くなった母へ)」...

 

花言葉は
「母への愛」「母の愛」

西洋では
「熱列な愛情、欲望、傷心」

 

↓濃い赤、暗赤色なら妻や子どもに対するような「深い愛情、愛着」

暗赤色

 

↓浅紅色なら「称賛」「あこがれ」「敬愛」

浅紅色

 

ピンク

キリスト教の伝承では、聖母マリアが流した涙の後に生えたのはピンクのカーネーションとされていました。

花言葉は
「熱愛」「美しいしぐさ」

西洋では
「母の不滅の愛」「哀れな心」

ピンク系は、キリスト教では母性の象徴。日本の花言葉を気にせず^^あげていいですね。

 

オレンジ

オレンジは快活さ、陽気さなどを感じさせる色です。

花言葉は
「純粋な愛」
「あなたを熱愛します」
「清らかな慕情」

 

ただオレンジでも、形によっては心穏やかでなくなりそうなものもあります。そんな印象なら、母の日には避けた方がいいかもしれませんね。

 

黄色

黄色は活発で明るい印象とともに、幼さ、軽率さや不信といったネガティブな感情と結びつくことがあります。

花言葉は
「軽蔑」「侮蔑」

残念ながら、母の日には不向き。義理のお母さまで仲が悪かったりしたら、ケンカを売っているのかとおこられそう^^

 

グリーンのカーネーションは落ち着いた感じ。緑は、自然で安全な印象を与えます。

花言葉は
「癒し」「純粋な愛情」

 


亡くなったお母さんにおくるのが白いカーネーション。

花言葉は
「母への愛」(亡くなった母へ)

西洋では
「あなたの愛は生きています」
「私の愛は生きています」
「純な愛情」

 

お母さんを亡くした後数年は、残された家族も明るい花を見ると疲れたりします。白いカーネーションはぴったりですね。

でも、何年かたって元気になったら、亡くなったお母さんにも明るいカーネーションをあげてもいいように思います。

紫は、優雅さや高貴さを連想させます。赤みの強い紫はロイヤルパープルといわれ、ローマ時代には王者の紫、中世には高位の聖職者の色とされていました。

花言葉は
「誇り」「気品」

 

*西洋では紫のカーネーションには「移り気」というイメージもあります。また、フランスでは、亡くなった人を悼む花としてお葬式で使われています。

↓こちらは着色したブルー。

↓遺伝子組み換えのムーンダスト。完全な青というわけではありません。でも自然界で最も青に近い色とされています。

花言葉は
「永遠の幸福」

 

青いカーネーションをつくったのは、サントリーとオーストラリアの企業。開発はとても難しくて、もし作れたら永遠に幸福になるという思いから花言葉が決まりました。

 

絞りや斑入り

ふちが白いカーネーションや、花びらに違う色が入ったカラフルなカーネーションもありますね。

縁取りのある花やほかの色が入ったカーネーションは、実らなかった恋に対する後悔を象徴しているとされます。

花言葉は
「愛の拒絶」

かわいいものが多いですが、花言葉は今一つ。残念ですね。

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終わりに

花言葉は、地域、時代によってかわるもの。花ことば―起原と歴史を探る

いろいろな矛盾する花言葉が同時に存在していて、正しい花言葉というものはありません。

でも長く生き残ってきた花言葉は、たくさんの人たちの共感を得たものといえそうです。

花言葉は、その花をみた人たちが共通して感じる印象なんですね。

母の日に選んだカーネーションから、お母さまへの思いが伝わって、喜んでいただけますように!


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