「京都御苑」の梅 2023|開花情報、見頃はいつ?

京都御苑は、京都御所を囲む周囲4kmの国民公園。いつでも訪れることができ、いつでも花が咲いています。

御所と梅と、早春の花たち。梅林には梅が約200本、また少し離れたところにも梅が植えられています。

 

ここでは、京都御苑の

・梅の見頃と開花状況
・散策や御所の参観

についてご紹介します。

梅の見頃と開花状況

見頃

京都御苑では、早咲きの梅は1月に開花し、遅咲きは3月下旬まで咲き続けます。

いつも苑内のどれかが見頃を迎えていますが、一番たくさん咲くのは2月下旬から3月上旬ころです。

早咲きの梅
1月下旬~2月中旬

梅林の見頃
2月下旬~3月中旬

遅咲きの見頃
~3月下旬

-早咲き

「蝋梅(ろうばい)」や早咲きの梅は、1月中に開花し、1月下旬~2月中旬に満開、見頃になります。

「出水の小川」の紅梅、「宗像神社」の白梅も早めに開花します。*ここにはジュウガツザクラも咲いています。

中咲き(ふつう咲き)

ふつうの梅は、、2月下旬~3月中旬が見頃です。今年2022年は、2月25日頃まで平年より低温で、開花は遅れ気味。

*京都の生物季節観測「うめ」の平年の開花日は2月22日

遅咲き

梅と桃と糸桜:3月下旬

遅咲きの梅は、3月中旬から下旬が見頃。糸桜(しだれ桜)が満開を迎えるころにもまだ残っていて、桜、桃、梅を同時に楽しめる状態になります。

さらにはモクレンも満開です。

それぞれ違う場所で咲いているので、3月下旬に行かれる方は苑内を散策して探してみましょう。

現在の開花状況

2月25日
:梅林の梅は、咲き始め。見頃の木もあります。
:「出水の小川」の紅梅、「宗像神社」の白梅は見頃。

京都御苑マップ

 

最新の開花情報は、

・京都御苑のお知らせ

・京都市観光協会の梅だより

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見どころ

名木と御苑の散策、御所の参観

梅林は、蛤御門を入ったあたり。

梅林や銘木の場所は、こちら梅の見どころマップで↓

京都御苑 ロウバイ・梅見どころマップ

 

黒木の梅

濃いピンクの八重の花が咲きます。枝ぶりもよくて写真に撮りたい名木です。

堺町御門から入って、左に曲がって建礼門に向かうと右手。

*京都御苑のマップは歩く京都が見やすいです。

 

源平咲き分けの梅

一本の木に、ピンクの花と白い花が咲く「源平咲き分けの梅」。

梅林にあります。

一つの花の中でピンクと白に分かれていることも。

 

 

御苑の散策:所要時間

ゆっくり散策すると1時間くらいすぐにたってしまいます。

今は御所も昼間は予約無しで参観できるので、初めての京都御苑なら御所参観も含めて1時間半は時間を取っておいた方がよさそうです。

メジロ(目白)が枝にとまっていますから、写真もたくさん撮りたくなりますよ。

 

京都御所は通年公開

申し込みなしで、自由に参観できます。*建物内には上がれません。

梅の期間の御所参観時間
毎週月曜日:お休み。参観できません。宮内庁京都御所
参観時間
1月・2月
9時~
16時(入場15:20まで)
3月
9時~
16時30分(入場15:50まで)

 

京都御苑の公式サイト

まとめ

京都御苑の梅は、1月から3月ま咲いています。一番たくさんきれいに咲いているのは2月下旬から3月上旬

3月20日前後には、遅咲きの梅、桃、糸桜、もくれんをが咲き、春を満喫きます。

よい梅見になりますように。

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