2019年12月~’20年2月「冬の寒さ」!暖かい年の暮れへ。初雪も遅れる?

12月7日は、暦の上では「大雪」。横浜で初雪が降りました。寒いでしょうが、おめでとうございます!

横浜の平年の初雪は、12月13日。

東京は年明けにやっと初雪ですが、横浜はずっと早く降ります。

 

この後、10日頃には、日本はふたたび高温になり、そのまま来年を迎えそうです。

ここでは、2019年12月から2020年2月の冬について、

・「冬の寒さ」全体予想
・これからの寒さ
・初霜・初氷・初雪

などについて、ご紹介します。

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「冬の寒さ」全体予想

12月~2月の気温

新しい3カ月予報(11/25)でも、9月25日の「寒候期予報」と同じく、全国的に平年並みか高い」予想になっています。

「平年並みか暖かい」わけ

今度の冬は、エルニーニョもラニーニャもないのですが、

1)全球的に気温が高い
2)偏西風が北に蛇行、寒気の南下弱い

ことから、寒冬にはならないと予想されています。

-全球的に高温

世界の平均気温は、34年以上にわたって、平年値を超えています。

年々、暖かくなっているんです。

世界気象機関(WMO)12/3によると、今年の平均気温は、観測史上2番目か3番目に高くなりそうです。

 

WMOのサイトには、この報道に合わせて、危機を訴える映像が公開されています。

ちょっと怖くなるような音響と映像で、メッセージが伝わってきます。

英語の説明が、文字で出てきます。短いので、よかったらご覧ください。

WMO Provisional Statement on the State of the Global Climate in 2019 – English

2019 concludes a decade of exceptional global heat and high-impact weatherーWorld Meteorological Organization

 

一応、地球の長~い歴史の中では、今は氷河期の真っただ中。氷期と氷期の間の、比較的温暖な間氷期だそうです。

今、北極や南極には氷がありますが、地球上に氷があったのは、現代を含めるとたったの4回くらいだとのこと。

ただ、この過ごしやすい気候に適応した私たちには、気温の上昇と、それに伴う熱波豪雨などの災害に対応していくのは大変です。

 

-偏西風が北に蛇行

日本の上空には、いつも西から風が吹いています。これが「偏西風」です。

冬には時速300㎞を超え、「ジェット気流」とも呼ばれます。*新幹線の「のぞみ」並みのスピードで風が吹いています。

今度の冬は、偏西風が、日本付近で平年より蛇行。北の寒気が南下しにくくなります。

紫→今年の偏西風、点線が平年。寒気

 

降水量と雪

・降量は、東・北日本の日本海側は「平年並みか少ない」見込みです。その他の地域は平年並みです。

・降量は、「平年並み」の予想です。

北海道では、スキー場もオープンしました。本州も12月半ばには、シーズンになりそうですね。

月ごとの予想

1月

全国的に「平年並みか高い」(どちらも40%)

2月

全国的に「ほぼ平年並み」

これからの「冬の寒さ」

1カ月予報(12/05)では、12月中旬から1月初めまで、平年より高温の予想です。

12月中旬:かなり高温

12月7日(土)~12月13日(金)

12月7日は、暦の上では「大雪(たいせつ)」。「雪が激しく降り始めるころ」とされます。

クマやヤマネも、そろそろ冬眠を始める頃です。

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上空が高温!

地上の気温を決める上空約1500mの気温は、日本海から北西は平年より3℃以上も高くなっています。

これでは、暖かいはずですね。

「西高東低」になりにくい

冬型の気圧配置は西高東低。

ところが、地上の気圧の1カ月予想では、

・西の高気圧(H)は平年より低く
・東の低気圧(L)は平年より高く

なっています。

西の高気圧があまり高くなれなくて、東の低気圧が平年より高くなってしまっては、冬型の気圧配置は弱くて長続きできないですね。

暖かさに納得です。

 

12月下旬まで、高温つづく

12月14日(土)~20日(金)

高温は、全国にひろがります。

12月21日(土)~1月3日(金)

お正月までこの勢いで…。

 

初霜・初氷・初雪

12月は、いよいよ「初氷」や「初霜」、「初雪」の時期ですね。

初氷
東京:12/17
横浜:12/12
名古屋12/02(→この冬は12/4現在で、まだ)
大阪:12/14
福岡:12/16
初霜
東京:12/20
横浜:12/10
名古屋11/27(→この冬は12/4現在で、まだ)
大阪:12/05
福岡:12/12

・・・気象台は、風通しのよい開けた場所、日当たりのよい場所に置かれることが多いので、ビル街よりも気温は低めかもしれません。

平年なら、12月後半から都市部でも初雪が舞い始めます。

平年より高温で、初雪は遅れるでしょうか。

でも、急な寒波が来ることもありえます!

平年の初雪
札幌:10/18(今年は11/7)
東京:1/3
横浜12/13
横浜は、東京のお隣の大都市なのに、平年の初雪は、東京より3週間ほども早い12月13日です。いいですね。
名古屋:12/20
大阪:12/22
福岡12/15

福岡は、太平洋側気候で暖かそうですが、日本海に面しているので、冬はくもりがち。初雪も早く、平年で12月15日です。

日本海側の雪は少ない

雪の多い地域の降雪量は、少ない見込みです。*降雪量の予想は、日本海側についてしか出ません。

新潟は、11月28日に初雪。平年より4日ほど遅れました。

上の図のこげ茶の部分は、雪が少ない確率60%です。ちょっと心配ですね。

スキー場は、12月半ばからオープンしていきます。

 

終わりに

この冬は、温暖化や偏西風の蛇行などから、「平年並みか暖かい」と予想されています。

それでも、予想が難しい北極振動南岸低気圧などから、寒波や大雪もあるかもしれません。

お元気でお過ごしください。

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