「親指姫」のあらすじ|きっと最後はハッピーエンド!

とってもかわいい親指姫。

クルミの殻がゆりかごで、青いスミレの花びらが、敷きぶとん。バラの花びらが、掛けぶとんなんですよ。

ここでは、アンデルセンの「親指姫」のあらすじを、簡単にご紹介します。

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あらすじ

親指姫は、小さなかわいらしい女の子が、カエルやモグラの手から逃れて、自分にぴったりの王子さまに出会うお話です。

 

シーン1かわいらしい親指姫

ある女の人が、赤ちゃんがほしくて、魔法使いのおばあさんに相談。大麦の粒を一つもらいました。

芽を出したチューリップのような花の中に座っていたのが、親指くらいの大きさの女の子。

「親指姫」と名づけられました。

 

シーン2カエルのお嫁さんに?

醜いヒキガエルの母子が、かわいい親指姫を誘拐。息子のお嫁さんにしようとします。

川のスイレンの葉っぱの上で泣いている親指姫を助けたのは、小さなさかなたち。

スイレンの茎をかみ切ったので、親指姫は葉っぱごと流れて逃げることができました。

 

 

シーン3コガネムシには捨てられて

よその国に流れついた親指姫。コガネムシにさらわれてしまいます。

でも、ほかのコガネムシたちは「なんてみっともないんでしょう」と口をそろえます。

コガネムシは自分でもそんな気になってきて、親指姫を置き去りにしてしまいました。

 

シーン4モグラと婚礼の危機!

寒い冬が来てふるえていた親指姫。親切な野ネズミのおばあさんに助けられて、いっしょに暮らすことになりました。

おばあさんが尊敬しているのは、おとなりに住むモグラ。学者です。きれいな花とお日さまが大嫌い。

親指姫は、モグラにお嫁入することになりました。

親指姫は、モグラのお嫁さんになって、暗い地下で一生暮らすのはいやでした。

そこへ、この前の冬に親指姫が助けたツバメがやってきて、彼女を背に乗せ、暖かい南の国に運んでくれました。

 

シーン5王子さまと南の国で

ツバメが運んでくれた南の国。咲いている花には、一輪ごとに花の天使がいます。

中でもいちばん美しい真っ白い花には、花の天使の王子さまが。

王子に求婚され、「はい」とこたえる親指姫。大きな白いハエの羽を贈られて、花から花へと飛びまわることができるようになりました。

ツバメは、春になってふたたびデンマークに戻って、親指姫のお話を伝えたのでした。

 

「親指姫」のメッセージ

すごくかわいい、小さいやさしい女の子が、怖いこともあったけど助けられながら、とっても幸せな「ハッピーエンド」になりました。

 

つらいことは多かった

親指姫は、コガネムシには「みっともない」といわれて傷つきました。

また野ネズミのおばあさんにお世話になるまでは、森の中で、何カ月も一人ぼっちで暮らしました。野ネズミのおばあさんの家でも、明るい外の世界に出してはもらえませんでした。

長い間、つらいことがつづいたのです。

 

「助けられ能力」あり

でも、ヒキガエルやモグラの奥さんにされそうなときには、小さな魚たちや、ツバメが助けてくれました。

*ツバメは自由の象徴でした。アニメのおやゆび姫 サンベリーナ (吹替版)でも大活躍でしたね。

親指姫には、まわりが助けたくなるような「助けられ能力」があるようです。

やさしくて、出会った相手をすなおに信頼することができるんですね。

 

きっと最後は幸せに!

ドイツ・北欧文学者の安達忠夫さんは

楽観的すぎるほど無邪気な、幼いころからの幸福願望上昇志向は、….「親指姫」…など、いたるところで反復されている。

アンデルセン (Century Books―人と思想)

とされています。

 

「幸せが当然」、「自分は幸せになるに決まっている」という、子どもの万能感は、安定した成長に大切なもの。

大人の私たちだって、ときには子ども心にかえりましょう。

お話はいろいろに読めそうですが、メッセージの一つは「大丈夫。きっといいことがあるに決まってるよ」!

 

終わりに

「親指姫」は絵本やアニメにぴったり。

原作の文章は、映像が目に浮かぶようです。よかったら、原作も読んでみられてください。

…水の上には大きなチューリップの花びらが一枚浮かんでいます。

親指姫は、この花びらの上に乗って、お皿の片方のはしから、むこうのはしまで、こいで行くのです。

こぐには、白い馬の毛を二本つかいました。完訳アンデルセン童話集 1 (岩波文庫 赤 740-1)

かわいくてたまりません^^

 

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