【夏のお弁当】猛暑対策|保冷剤・保冷バッグの使い方

運動部の部活では、お弁当は炎天下に。体育館でも相当の暑さです。

また外の仕事なら、車の中にお弁当を放置せざるを得ない時もあります。

最高気温は毎日30℃以上。車の中の温度は50℃から60℃に!

 

保冷剤の量や入れ方は?

保冷バッグの効き目はどうなんでしょう。真空のお弁当箱にすべきでしょうか?

保冷剤の使い方

保冷剤は十分冷ましたお弁当を冷たい状態にキープするもの。

・・・温かいお弁当だと、すぐに溶けてしまいます。夏はお弁当そのものをまずひんやり冷やしましょう。

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保冷剤はどこに置く?

お弁当箱の上にのせます。冷気は上から下に流れます。

✔お昼ころには保冷剤のまわりには水滴がついています。

ミニタオルなどでくるんで入れましょう。お弁当箱がびっしょりにならないように。

保冷剤が効く時間

保冷剤は、どれ位もつのでしょうか。

■効く時間(目安)■

保冷バッグに入れて

・小 30g(5cm×12cm):1時間半
・中 90g(9cm×14cm):3時間
・大 200g(12cm×17cm):5時間

出典:保冷剤ショップ

*この目安は生クリームなどを使ったケーキの保冷です。熱を通したお弁当にはもう少し長め。

凍らせたペットボトルで代用

保冷剤の代わりに、凍らせたペットボトルを入れてもいいですね。

凍らせたペットボトルは夏は3時間くらいで溶けてしまいます。

お弁当の時間まで3時間以上なら、お弁当ごと保冷バッグに入れましょう。

 

シーン別の保冷法

1)オフィス内でお弁当

通勤時間が短くて、冷房の効いた屋内で仕事をする方は、保冷剤なしでも乗り切れます。

通勤時間長めなら、小さめの保冷剤を1~2個使いましょう。

2)学校のお弁当

冷たすぎると、おいしくないと苦情が出ますね^^

お昼時に溶けているくらいの量・大きさを子どもに聞きながら調節しましょう。

・保冷バッグを使うなら

小さめの保冷剤を1~3個。

保冷バッグは、100均のクーラーバッグでも。保冷剤をしっかり入れたら大丈夫です。*水漏れするので弁当箱はビニールに入れて。

女の子はかわいいバッグでないといけませんね。一緒にお店で探してみましょう。

・保冷バッグを使わないなら

お弁当と同じ大きさくらいの保冷剤を一つ。

保冷剤つきの弁当箱や、ふたを夜のうちに冷凍庫で凍らせて使う、保冷剤一体型の弁当箱もあります。

3)部活弁当

炎天下のグラウンド、暑い体育館で保管する部活弁当。

・保冷バッグ
・保冷剤
・凍らせたペットボトル

のセットで乗り切りましょう。

ー1保冷バッグ

ペットボトルも入るものを。

2保冷材はどこに、いくつ?

大きい保冷剤を一つお弁当のフタの上に。

フタの上・横にも下にも入れる方もいらっしゃいます。

ー3ペットボトルは凍らせて

部活弁当なら、お茶も凍らせておきましょう。

万一、お弁当の時に凍ったままでも、外に出せばすぐに溶けますから。

凍る時間の目安
:500ccで4時間くらい

溶けるまでの目安
:夏は3時間くらい

 

もし、お弁当の前にすぐお茶を飲みたいなら、凍りすぎないように工夫しましょう。

・コツはペットボトルの半分までお茶を入れて冷凍すること。

朝、残りにお茶を足してボトルをいっぱいにして持って行くと、ちょうどよい感じになります。*凍らせておく量は調整なさってくださいね。

 

✔真空のお弁当箱もオススメ

・お弁当が大きすぎて保冷バッグに入らない
・1日部活+塾でお弁当が二つ

というときは「中を真空にする」弁当箱も選択肢に。

ポンプ付きのものは空気を抜くのが面倒ですが、手で押すだけで空気を抜けるタイプもあります。

こちらのサイトをご参考に。

洗うのに少し手がかかります。でも、部活弁当はずっとこれ、という方も。

4)外仕事、車で保管なら

外の気温が35℃なら車の中は60℃近く。お弁当は本当に心配ですね。

・クーラーボックス
・真空のお弁当箱

小型のクーラーボックスなら大げさにならず、しっかり冷蔵できます。

真空の弁当箱は、車内の高温にも。車でずっと外仕事のご主人に真空パックの弁当箱を使っている方もいらっしゃいます。

でも洗うのがけっこう面倒なので、クーラーボックスがお手軽かも。

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まとめ

夏のお弁当、特に猛暑の炎天下での部活や車内のお弁当は、昼まで無事にもってくれることが最重要です。

外食やコンビニ弁当は衛生面では安心ですが、健康にも家計にもマイナス

保冷剤や保冷バッグで冷やしましょう!