2018年12月-2019 冬の寒さ!西日本は暖冬、東日本も暖冬の可能性!

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隅田川にユリカモメも戻ってきて、いよいよ冬間近。11月終わりに向かって、どんどん気温が下がってきました。

平年よりは高めの予想ですが、まだ寒さに慣れていない時期でもあって、とても寒くなった気がしてしまいます。

早朝は、初冬という感じですね。

 

2018年12月に始まるこれからの冬は、西日本で暖冬、東日本も暖かい可能性があります。

エルニーニョが発生したので、東日本も暖冬に?

 

ここでは、気象庁の寒候期予報(9/25)、3カ月予報(10/24)、1カ月予報(11/15)から、

・11月晩秋~初冬の天候
・2018年12月-2019年2月のの天候

についてご紹介します。

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1晩秋~初冬:11月

新しい1カ月予報(11/15)では、11月中は平年より暖かい予想に変わりました。

11月17日(土)~23日(日)

関東甲信と東海は、平年より高い確率60%のまま変わらず。

九州だけでなくその他の地域も、平年並み40%、平年より高い40%となりました。

平年より暖かいのですが、季節は晩秋/初冬へ。気温は確実に低くなっています。

高尾山、京都も紅葉が見頃になってきました。

 

11月24日(土)~30日(日)

11月最後の週は全国的に、平年よりは暖かく過ごせそうです。

ただ、平年でぐんぐん寒くなりますから、予想図の赤やオレンジほどの暖かさは感じないかもしれません。

 

-11月は、1ヶ月で5℃下がる

11月末といえば平年でも初冬。

11月初めの最高気温と11月末の平年の最高気温は、5℃くらい違います。

東京の最高気温(平年)

11/01 19℃
11/30 13.9℃(-5.1℃

大阪の最高気温(平年)

11/01 20.5℃
11/30 14.7℃(-5.8℃

 

この週の平年の範囲は、東日本で±0.6℃、西日本で±0.7℃です。

平年より高くても、基本的に寒そうです。

 

-札幌の初雪!

平年の初雪は10月28日です。11月14日に、やっとあられが降り、初雪は遅れに遅れて、11月20日(火)。

1890年以来の遅さだそうですね。明治23年以来です。

 

1898年から100年で、日本の平均気温はおよそ1.1℃上昇しています。-気象庁「日本の気候の変化」

でも、寒かった明治の時代にも、あたたかい秋はあったんですね。

 

木枯らしはいつ?

東京では、11月中旬までに吹くことが多い木枯らし1号。期限は11月末までです。

間に合うか、と心配になりますが、東京地方は1980年以降で木枯らしが吹かなかった年は1度もありません。

平年より暖かい予想ですが、平均での予想です。どこかでぐっと冷え込んで吹くかも。

近畿地方の木枯らし1号の期限は、冬至12月22日。

ただし近畿は、1987年以降で、吹かなかった年が1度だけあります。

木枯らし1号の定義と条件|東京で、大阪で。ほかの地域で?

 

12月1日~12月14日

全国的に平年並み30%、平年より高い40%の確率です。

 

3カ月予報(10/24)では

12月と1月:西日本暖かい

東日本
:平年より高い40%、平年並み40%
西日本
:平年より高い50

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2冬の寒さ

1)西日本・東日本は暖かい

下の図は、寒候期予報の12月から2月の「海洋と大気の特徴」の予想図。

紫の線をごらんください。

太い線今年の偏西風の流れ。平年の流れは、ちょっと下にある点線です。

偏西風は、冷たい空気とあたたかい空気の境い目を、西に向かって吹き続ける風。

この偏西風が今年は、西日本と東海・関東甲信よりも北の方を吹きます。

そこで、西日本から東日本には暖かい空気が入り込んで、平年より暖かい可能性があるんですね。

寒候期予報では、冬3カ月の平均気温は

関東甲信・東海
平年より低い:20%
平年並み:40%
平年より高い:40%
西日本
平年より低い:20%
平年並み:30%
平年より高い:50%

 

2)北日本は平年並み

寒候期予報では、12月からは、平年通り北から寒気が流れ込み、気温も降雪量も降水量もすべてほぼ平年並みの予想です。

 

3カ月予報(10/24)では、11月までは平年より暖かい見込みです。*平年より高い確率40%、低い確率20%

12月、1月とも、平年より高い40%、平年並み、冷え年より低いともに30%。

北日本も冬は暖かめでしょうか?

✔冬の天候、予想が難しい

難しいわけ:北極振動

寒候期予報には、毎年、予報は不確定なので「常に最新の1カ月予報等をご覧ください」と書いてあります。

これは、冬の天候に大きく影響する北極振動という現象の予測がとても難しいから。

*エルニーニョは南方振動です。

北極振動とは「北極の気圧」と「中緯度地域(日本もここ)の気圧」がお互いに相反して変わること。

この気圧差が大きいと日本は暖かく、小さいと寒くなります。

 

昨年の予想も難しかった!

この難しい北極振動のおかげで、昨年2017年~2018年の寒候期予想「平年並みの冬」は外れてしまいました。

実際には、西日本は32年ぶりの低温で、東京も氷点下が8日連続。

2017-2018 冬の寒さまとめ!平年より低温、西日本は32年ぶりの寒さ!

夏を暑く、冬を寒くするラニーニャの発生も影響しました。

・・・昨年10月10日のエルニーニョ監視速報で、ラニーニャが発生する可能性は50%とされていました。9月に出る寒候期予報での冬の寒さの予想は難しかったでしょうね。

 

3)エルニーニョの影響は?

11月9日のエルニーニョ監視速報では、「エルニーニョ現象が発生したとみられる」と発表されました。

春まで続く可能性が70%。

エルニーニョが発生すると暖冬になることが多いのですが、東日本の天候に目立つ特徴があります。

 

-東日本:気温が高い

過去にエルニーニョが発生していたときの平均気温の図をみてみましょう。

北日本以外は、ピンクの部分(平年より高い)が多いです。

エルニーニョになったら、その半分くらいでは気温が高くなったようですね。

でも、東日本は統計的に有意に平年よりも気温が高くなりました。*黒枠

エルニーニョになったら、東日本は暖冬になる可能性が高いです。

 

-東日本太平洋側:「晴れ」ない

同じくエルニーニョが発生していた時の日照時間の図を見てみると、日照時間は、東日本太平洋側で有意に少ない傾向があります。

平年より多かったことは、たったの8%。ちょっと悲しいです。

降水量は有意な差はないのですが、平年より多かったことが54%ありました。

エルニーニョなら、東日本太平洋側は、晴れ間が少なく、雨も多くなるかもしれません。

 

✔影響がはっきりしないことも

昨年12月から今年2018年1月の冬の低温には、ラニーニャ現象が影響したとされています。

とても寒かったですね。冬を寒くするラニーニャらしいです。

 

でも、エルニーニョやラニーニャが、いつもしっかり影響するわけではありません。

2012年は、夏を涼しくするエルニーニョで、6月は冷夏でしたが、8月は猛暑になりました。

 

今年10月には、ラニーニャが発生していたとされますが、

10月の日本と世界の天候への影響

日本: エルニーニョ現象時の特徴は明瞭には見られなかった―気象庁

とのこと。

ただ、過去の統計で有意差が出ているので、東日本が暖かく、平年より晴れが少ない可能性は高いですね。

 

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3冬の雨と雪の量

1)太平洋側は、平年より雨が多い

北海道を除く太平洋側では、降水量が平年より多い確率は40%。

日照時間の予想図をみると、関東甲信・東海から西日本は平年並み40%、平年より少ない40%(薄い水色)となっています。

東京や名古屋は、もともと冬は雨が少なくからっと晴れた日が多いので、少しくもりがちでも平気、でしょうか。

福岡は平年でくもりがちなので、晴れ時間が減るのはちょっと嬉しくありませんね。

 

平年の1月の晴れ日数

東京:22.9日
名古屋:21.4日
大阪:18.3日
札幌:11.6日
福岡:11.2日

 

2)北陸・中国は雪が少ない!

降雪量は、近畿の日本海側と山陰で少なくなりそうです。

北海道・東北の日本海側
:平年より少ない40%、平年並み30%
北陸
:平年より少ない40%、平年並み40%
近畿の日本海側、山陰
:平年より少ない50%、平年並み30%

 

太平洋側の雪の予想は出ません。

2018年1月、東京はまれにみる大雪。積雪は23cmでした。

南岸低気圧によるもので、この低気圧は特に冬に大雪を降らせますが、予測はとてもむずかしいとされます。

終わりに

「全球で大気全体の温度が高い-気象庁」なか、エルニーニョが発生して、東日本・西日本で暖冬傾向。

2017~2018年の冬が、とても寒かったので嬉しいですね。

ただ、冬の天候は予測が難しいそうですから...油断大敵?


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