「メジャークライム」のドクター・モラレス!キャラと俳優情報

メジャークライムはこんなに人気な海外ドラマなのに、日本語のウィキペディアがありません。英語のwikiもクローザーのような人物紹介がありません。

そこでhulu などでメジャークライムを途中から見始めて、あれ、この人誰?どんな奴?調べてもわかんないよ!という方もいらっしゃるかも。

 

ここでは、メジャークライム・、ローザーでキャラがすごく立っている個性的なドクター・モラレスについて

・ドクターモラレスの基本情報、キャラ
・俳優デル アルコの経歴、性格など

についてご紹介します。

ドクターモラレス

名前:フェルナンド・モラレス
年齢:? 語られていません
職業:監察医結婚:していないようす
性格:けっこう過激

私生活:恋愛・結婚

恋人がいる、かもしれません。クローザーではクリスマスの時だったか彼氏と予定があると言っていました。

メジャークライムでは出てきていません。

 

性格:過激^^

決して「いい人」ではありません。自分の意見を持っていてはっきり言います。

でも善良で誠実。子どもを殺す犯人は許せません。

この性格、実はかなり本人と通じるところがあるかもしれません。実生活でもいろいろメッセージを伝えるための活動をしているんですよ。(後半の俳優コーナーで詳しく)

-「あなたのために働いているわけじゃない」

シーズン4の17話「#ケーラを探して」は、FA宣言したプロ野球選手の子どもが母親のコカインを過剰摂取して亡くなる話でした。

「本件は注目度が高い」と子どもの解剖結果を早く報告するようせかすテイラー。モラレスは「マスコミもあなたも気にしない。」「5歳の少女を解剖する気分を味わいたいのなら、どうぞ」と口答え。

どうして副本部長のテイラーを気にしないの?クビになるかもよ?

 

モラレスのセリフをよく聞いてみると”I don’t work for you.”と言っています。「あなたのために働いていない」。

小さな子の解剖が一番つらいモラレス。実はモラレスは郡の職員なんです。市警のテイラーとは関係ないんですね。

 

職業:郡の監察医

モラレスは解剖医。ロサンゼルス郡の検視局所属の監察医(Medical Examiner)です。

 

ロサンゼルス郡?ロサンゼルス市?

ロサンゼルス郡はカリフォルニア州の58の郡の一つです。州都はサクラメント。

-1市と郡の違い

ロサンゼルスといえば市だとばかり思っていましたが、郡も別にあるのかな?

 

日本では、県の下に市と郡があって、市は大きくて郡は小さな町や村が集まったもの。同等な感じですよね。*小笠原諸島などそのまま都に属しているところもあります。東京都小笠原村など。

でもアメリカでは郡(Countyカウンティ)は市の上。州と市の間にあるものです。

ロサンゼルス郡にはロサンゼルス市、ビバリーヒルズ市、サンタモニカ市、ロングビーチ市なと88の市とその他の町村があります。

*ウエスト・ハリウッド市やビバリーヒルズ市はロサンゼルス市の真ん中に並んでぽつんとあるんです。飛び地のようなもの。それぞれ4.5㎢、14.7㎢とすごく小さい。

 

 

✔覚えてますか?

シーズン4第2話「割れた卵」は精神科医をめぐる殺人の話。暴走する車を映すTV画面から始まりました。

プロベンザは「ロングビーチ市なら我々は無関係だ」とのんびりしていましたが、だんだん近づいてきて…。

ロングビーチ市警の人はプロベンザから「次回からは殺し屋は自分の市内から出すな」と言われて気の毒でした。

 

-2市警が見つけた死体、郡の検視局で解剖

ロサンゼルス郡検視局(ちょっと古い)で、解剖します。

郡はロサンゼルス市などで起きた殺人などの死体の監察・検視を行い、検事局もこちら。アンドレア副地方検事は郡の地方検事局所属です。

 

-3場所もちょっと離れてる

ドラマを見ていると、解剖する所は警察本部の地下にあるような気がしませんか。

でも場所もちょっと離れていました。もちろんロサンゼルス市内なんですが、検視局との距離:約3.5km。車で10分くらいです。

 

俳優:デル・アルコ

名前 Jonathan Del Arco

ジョナサン・デル・アルコ(デラルコ)

生年月日 1966年3月7日
・・・50歳。バズと同い年。

出身地 南米のウルグアイ

住まい ハリウッド

 

子供時代

10歳でウルグアイからアメリカにやってきたデル・アルコ。学校ではいじめられました。

南米出身のラティーノなのに白人に見えるためラティーノには受け入れられず、白人にも受け入れられず。またゲイなので。

でも高校生になって友人を見つけまた演劇をはじめて仲間もでき切り抜けることができたそうです。*今は同性愛者の権利のために活動をしたり発言をしています。

 

経歴:一時期仕事がなかった

高校時代に演劇に目覚め、21歳でブロードウェイの劇団に所属、24歳で「特捜刑事マイアミ・バイス」に出演。

その後26歳27歳と「新スタートレック」に出演とうまくいっていたのですが、29歳の時には仕事のオファーがなくなってしまいました。

 

そこでデル・アルコは環境問題のキャンペーンなど政治的な活動に身を投じてそこで収入を得ることに。

かしこいです。

仕事がないとくさらず、とりあえずのパートタイムにも手を出さず、ずっと関心のあった政治活動でお金をもらうなんて。

好きなことをして稼いだんです。偉いなぁ。

 

10年ほど後37歳でドラマにカムバック。

「NIP/TUCK マイアミ整形外科医」「24」などに出演。41歳でクローザーに登場しました。

10年間のオフが縁起に生かされているようです。

 

✔デル・アルコにとってのメジャークライム

本人によれば、彼の役はいつも「アウトサイダー」。ドクター・モラレスはシャロンや重大犯罪課メンバー、テイラーなどとは違う視点、観点から意見を言います。

死因特定を急ぐテイラーに「5歳の少女を解剖する気分を味わいたいのなら、どうぞ」と言ったように。

デルアルコは、視聴者の視点を代弁するというふうに考えています。ドラマを見てる私たちにもモラレスの気持ち、伝わるし共感できますね。

 

▶参照:majorcrimestv.net

 

恋愛・結婚

18年続いているパートナーがいるそうです(2010年時点)。

2匹の猫と2匹の犬を飼っています。住んでいる所はハリウッド。

*カリフォルニア州は同性婚が認められています。ウェストハリウッド市では2015年人口の39%がゲイでした。

 

性格

環境問題、同性愛者の権利などをめぐって政治的な活動を活発にしています。

オバマ大統領の選挙キャンペーンでは全米を回って支持のスピーチもしたほど。

そこで今は、新トランプ大統領に怒っています。

ドラマでもよく怒っていますね^^

本人も「ドクターモラレス風のユーモアがある」と言っていますから、性格はモラレスと似てるのかも?

 

終わりに

ドクター・モラレスは、ドラマではあまり穏やかにほほえむシーンを見ることがありません。私生活ではあるのでしょうね。優しい心を持っていますから。自信があってはっきりものを言って、あまりふつうの人ではありません。

うまくいえませんが^^いいですよね。人気もあります。

検視官のケンダルはあまり個性がはっきり出ていないので替わっても(ごめんなさい)あまり影響はないと思うのですが、モラレスには最後までいてほしい。

 

↓ふつうだとこんな感じ

 

実はイケメンなんですね。ゲイでいじめられる子どもたちに向けた励ましのメッセージです。

(意訳・抄訳)・・・自分もいじめられた。でも、永遠に思える高校生活も、人生のごく一時期に過ぎない。今、自分は仕事も恋人との関係もうまくいっていて幸せに暮らしている。だから頑張れ、必ず今よりよくなっていくから。