「菜種梅雨」の意味!時期はいつ頃、どんな雨?

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雨の多い日本にはいくつかの「梅雨」があります。「菜種梅雨」は春。梅雨のようにくもったり雨がしとしと降ったりやんだりします。

 

でも毎年そうなるわけではありません。そして、広いながらも地域限定!です。

 

 

ここでは

・菜種梅雨の意味と期間
・菜種梅雨のある地域と雨量
・日本の「梅雨以外」の梅雨

についてご紹介します。

 

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菜種梅雨の意味

1意味と時期

菜種梅雨(なたねづゆ)とは

・3月~4
・くもりや雨の日が多く梅雨のような天気が
・数日間続くこと

 

雨の量は梅雨どきほど多くはなく、勢いもあまりありません。そこで、梅雨のようにずっとぐずつくわけではなく、期間は数日(4日~6日くらい)です。

 

*1985年のように3月中ずっと菜種梅雨が続いたこともあります、

 

 

2名前の由来

菜種(菜の花)の咲く季節に当たるため菜種梅雨と呼ばれるようになりました。

 

 

 

菜種梅雨の頃に降る雨を春雨(はるさめ)と呼ぶこともあります。

 

・・・しとしと降る細い雨なので食べる「春雨」の由来になりました。

 

 

また菜種梅雨は催花雨(さいかう)と呼ばれることもあります。

 

・・・春の花がこの頃からどんどん咲いてくるので、開花を催す(もよおす)雨と言う意味で使われます。

*「催す」というと今では「開催する」の意味でつかわれることが多いですが、ほかに「誘い出す、ひきおこす」といった意味もあります。

 

 

3菜種梅雨の原因

春は移動性高気圧と低気圧が交互にやってくる季節。高気圧におおわれると日本は晴れ、低気圧だと雨やくもりになりますね。

 

でも、この高気圧が日本の北の方を通ると、高気圧の南や西の端では雲(前線)ができやすくなります。日本の南には低気圧、北日本から上には高気圧で、前線が停滞。くもりや雨が続くのが菜種梅雨です。

菜の花

 

高気圧におおわれた北日本は晴れますが、前線が停滞する東日本や西日本、特に太平洋側はくもりや雨になってしまいます。

 

 

 

菜種梅雨の地域と雨量

1菜種梅雨は地域限定

菜種梅雨は、西日本の太平洋側によく見られ、東北・北海道にはありません。

移動性高気圧が日本の北を通る時なので、北日本は高気圧のもと晴れています。

 

↓春の雲:わたぐも

 

2地域別の雨量(平年)

でも、太平洋側では、平年で3月の雨の量は2月のおよそ2倍

 

冬は空気が冷たく乾燥していますが、春になると暖かいけど雨、という日が多くなります。

 

 

3過去ワーストの菜種梅雨は?

1985年がワースト

菜種梅雨は数日程度のものですが、たまに1か月以上続くこともあります。このりっぱな菜種梅雨があったのは1985年。

 

東京は3月に5日間しか晴れの日はありませんでした。快晴は0でほかは全部くもりか雨。「暗い3月」と呼ばれました。

 

*この年は東・西日本の太平洋側はどこも同じような天気。雨は激しく降ったわけではありません。また降り続けたわけでもありません。ただ、毎日、多かれ少なかれ雨が降り、ほぼ毎日傘をさしました^^

 

 

さいわいこのような菜種梅雨はその後なく、もっとふつうに短期間のものが多いです。

 

 

 

 

終わりに

日本は雨の多い国。年間でカナダの3倍以上の雨が降ります。▶世界各国の降水量等:国土交通省

 

 

梅雨は年6

・菜種梅雨:3月~4月
・走り梅雨:5月下旬
・梅雨:6月~7月
・台風:8~9月
・秋雨(あきさめ):8月~10月
・さざんか梅雨:11月下旬~12月上旬

 

 

雨が降らないのは1月と2月だけです!

菜種梅雨もふつうは1週間も続くことはありません。雨もひどくはなりませんから晴れ間をみつけて春をお楽しみください。

 


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