子供たちがとっても楽しみにしているクリスマス。お子さんへのプレゼントはもう決まりましたか?
どこに置きましょうか。ツリーの下?枕元?どんな演出をしたら、ますます笑顔になってくれるでしょう。
何才くらいまで、サンタさんを信じてくれるのでしょうか。
ここでは、
子どもの年齢に応じた渡し方
-1~2歳の小さい子向け
-3~4歳向け
-年長さん、小学低学年へ
サンタの夢を大切に
ーいないと気づく年齢
ー夢を壊さない工夫
についてご紹介します。
1・2歳の小さい子なら
1)1・2歳さんへの渡し方
1・2歳さんへ
:ベッドの枕元に置いてあげる
1~2歳は何でも口に入れたい年頃。
・・・クリスマスツリーの下にプレゼントを置いたら、ツリーの小さな飾りを口に入れたりしてとても危険です。
そこで小さいお子さんには、ツリーはやめて、クリスマスの朝に目覚めたら枕元にプレゼントを見つける!というオーソドックスな渡し方がおすすめです。
パパやママからのプレゼントは、イブの日にケーキを食べなから上げてもいいのですが、サンタは夜にやって来ます。
24日の夜ベッドのそばに置いてあげたら、翌朝プレゼントを見つけて大喜びでパパやママに教えに来てくれますよ。
2)1・2歳へのプレゼント
-おすすめ!キャラクター・グッズ
1歳半ともなると自分のお気に入りのキャラクターを決めているお子さんも多いですね。
お気に入りのキャラクター・グッズをあげたらきっと大喜びです!
まだまだうまく言葉を話せず、2才過ぎてやっと三語文に。だからこそ、好きなものを見つけて笑顔を見せてくれる瞬間が特別に愛らしく感じられますね。
ー自分で開けるともっと嬉しい!
この年頃は、紙をビリビリ破くのも好き。
プレゼントは子どもが自分で開けられるようだといいですね。
きっちり梱包されているものは、100均で包み紙を買って破りやすくラッピングしてあげましょう。
・・・自分で開けて、お気に入りの物を見つけた瞬間が楽しみです。
3・4歳なら
1)3・4歳さんへの渡し方
3・4歳さんへは
・ツリーの下に置く
・大きな靴下をぶら下げる
3歳・4歳になると、保育園や幼稚園でクリスマスのお話を聞いたり工作をするので、クリスマスというものへの期待も大きいです。
クリスマス・ツリーの下に置くか、靴下に入れてあげましょう。
ツリーの下
中くらいの大きさのツリーを飾るご予定なら、25日の朝プレゼントを置いておきましょう。
前日に「サンタさんはツリーの下にプレゼントを置いてくれるんだよ」と話しておいたら、起きたらまっさきにツリーに走る姿が見られます。
大きな靴下:おすすめ!
子どもが小さい時しかできないのが、ベッドに靴下をぶら下げること。
*お布団で寝ていたらどこか近くでぶら下げられる所に。椅子の背でもいいですね。
靴下をぶら下げて中を開け、何もないことを確認してはプレゼントを楽しみに待つ姿は、かわいらしくてたまらないもの。
翌朝、空っぽだったはずの靴下にプレゼントが入っているのを見つけたときの表情が思い浮かびますね!
*靴下はパパやママの登山用靴下がおすすめ。100均にもあります。
2)3・4歳へのプレゼント
3~4歳になると自分が何がほしいか、はっきり表現できるようになります。
女の子はプリンセス系、男の子は車や電車、戦隊物が多いですね。親があげたいものとは違ったりしますが^^
でも、 2歳のころよりも嬉しい反応が大きいですからプレゼントを渡すのも楽しみです。
年長さん~1・2年生なら
年長さん、1・2年生への渡し方
年長さんになると、平仮名が読めるようになりますね。クリスマスの頃には文字を書けるお子さんも増えています。
それに論理的思考!が必要ななぞなぞも大好き。
そこで、かしこく成長した年長さん以上には、チャレンジングで楽しいプレゼントの渡し方はいかがでしょう。
年長さん~1・2年生へ
:なぞなぞカードでプレゼント探し
パパやママがなぞなぞカードを作って、家のあちこちに置きます。
子供はプレゼントを手に入れるまで、なぞなぞを次々に解いて行かなければなりません。
すぐには見つからなくてワクワクしますよ。
やり方(例)
1)枕元にサンタからのカードが!
「毎日靴をはく場所はどこ?そこに次のカードを置いてあるよ!」
2)玄関へ行くと靴箱の上に
「雨の日にはく長~い靴はどれ?そこに次のカードが置いてあるよ!」
3)長靴の中には
「いつも寝るところの下をのぞいてみて!◯◯くんへの特別なプレゼントを置いておいたよ!」
4)ベットの下でプレゼント発見
「よくわかったね。メリー・クリスマス!」という最後のカードが。
子どもと一緒に家のあちこちを回りましょう。普段生活している自宅がアドベンチャーゾーンになりますね。
3年生以上なら
3年生以上なら、なぞなぞでは物足りません。
プレゼントは
家の中のどこかに隠す
ヒントはなし。サンタさんがどこかに置いてくれている。自分で探します。
・・・どの辺りなら見つけられるか、隠す大人も頭を使いますが、なぞなぞより難しくて面白いです。
親になぞかけをしたり、何とか答えを引き出そうとしたり。兄弟がいたら特に楽しいですよ。
サンタクロース、夢を大切に
サンタクロース、いつまでも信じていてほしい。できるだけ夢を壊したくないですね。
1)サンタがいないと気づく年齢
子どもがサンタがいないことを知る時期は4歳から6歳が一番多いようです。その一方で4年生まで信じていたお子さんも結構います。
でも前思春期に入り、ぐんぐん賢くなる5年生ではほとんどの子にとって夢は終わってしまうようです。
小さい間は夢を大切にしてあげたいですね。
そのためには工夫と努力が…。
2)サンタの夢を壊さない工夫
1パパがサンタに変装!
サンタに変装したパパ。クリスマス・イブの夜、大きな袋からプレゼントを出して渡してくれます。
すぐバレるんじゃないかと思いますが、これがなかなかバレないようです。パパの演技力もあるのでしょうが、3年くらいまで信じているお子さんもいます。
パパはものすごく楽しいようですよ。
2子どもからサンタにプレゼント!
文字が書けたら自分で、まだならママが代筆してサンタにお礼の手紙とプレゼントを上げましょう。
「寒いなか来てくれてありがとう。お菓子を食べてね」
と書いた手紙とクッキーを置いておくのはどうでしょう。もちろんお子さんの自筆の絵付き。
朝になってそれが無くなっていたら、サンタさんが来た証拠。クッキーも食べてくれて子どもはとても嬉しいです。
そしてサンタさんから「来年もまた来るからね。よい子でね。」と返事が置いてあったらいいですね。
3子どもの成長との競争?
子どもは成長するにつれかしこくなり、寝る時間も遅くなります。
サンタを信じてもらうための親の苦労は子どもの成長とのたたかい。
徹夜したお父さん
心理学者の故河合隼雄さん、動物学者の河合雅雄さんは7人兄弟。
ある年、兄弟の一人がサンタクロースをつかまえるといって寝ずの番に挑戦します。お父さんも大賛成で二人で徹夜。
男の子はずっと頑張りますが、明け方不覚にもうつらうつら。その時にサンタが来てしまいました。
・・・お二人は科学者ですが、自然や人間に対する感性豊かな方。徹夜で頑張ったお父さんのおかげかもしれません。
なかなかここまではできませんが^^できるだけ頑張りましょう。
終わりに
小さい子には安全優先、少し大きくなったら楽しい渡し方に。
サンタクロースの夢を壊さないように、お子さんが「うわぁ」と喜ぶクリスマス・プレゼントの渡し方を演出しましょう。
カードや手紙など、ちょっとしたサンタさんとの交流が、子どもの感受性を伸ばす助けになります。
大人になってからも、大切なあたたかい思い出として残りますよね。
頑張ってくださいね!