伏見稲荷ならやっぱり稲荷にちなんだいなり寿司、きつねうどん、すずめの姿焼きですね。
ここでは、京都伏見稲荷大社でランチする時におすすめの人気の店を
・稲荷山・JR稲荷駅近く(裏参道)
・京阪伏見稲荷駅近く
ご紹介します。
また、京都のきつねうどんの東京などとの違いや特徴、すずめの姿焼きの由来や味についてもご紹介しています。
おいしい伏見稲荷になりますように!
伏見稲荷の人気メニュー
1)いなり寿司と稲荷神
稲荷神は農業の神さま。ご利益は、五穀豊穣・商売繁盛など。
きつねは稲荷神のお使い(眷属)です。
✔油揚げとキツネの関係
昔は、きつねの好物はねずみの油揚げ!だと思われていました。
でも神さまのお使いに、ネズミの油揚げをお供えするわけにはいきません。
そこで、かわりに、豆腐の油揚げをお供えしました。
ここから、油揚げで包んだ寿司を「稲荷寿司」、油揚げが入ったうどんを「きつねうどん」と呼ぶようになりました。
*油揚げの色合いが狐の毛色と似ているからという説も。
2)ここが違う京都のうどん!
1名前と中身が違う
うどんの名前と中身は、東京・大阪・京都では違います。
京都の「きつね」と「たぬき」
東京では、油揚げが入ったらきつね、天かすだとたぬきですね。
京都では、きつねとたぬきの違いは、油揚げやてんかすには関係ありません。
「きつね」にも「たぬき」にも、短冊切りの油揚げが入っているんです。
きつねとたぬきの違いは、だし汁です。
だし汁がさらさら⇒きつね
だし汁があんかけ⇒たぬき
きつねうどんは、油揚げの入ったさらさら出し汁のうどん。
たぬきうどんは、同じく油揚げの入った、とろみのついた(あんかけ)うどんです。
*「たぬき」と呼ぶのは:きつねが「どろん」とあんかけに化けたから。
*天カスのうどん・そば:ない。あっても天かすがサービスで置いてあるか位。
2柔らかい
京都のうどんは、コシのないやわらかいうどんです。さぬきうどんになれていたら、へなへなです^^
これは、やわらかい麺には、出しつゆがしみ込みやすいから。
京都風のやや甘めの上品な出し。出しで食べるうどんです。京都の出し、おいしいですよ。
3)すずめの姿焼き!食べられる?
食べてみたいような、怖いような感じですね。
寒雀(かんすずめ)を甘辛いたれで焼き、山椒をふりかけた姿焼きが名物です。
a.何故すずめ?
すずめは稲の穂を食べ荒らすから、焼いて食べて退治します。
稲荷神は、豊作の神さまですね。
せっかく育てた米をすずめに盗られたら大変!ということで、焼き鳥に。
b.すずめは冬だけ、うずらは1年中
雀の狩猟期間は11/15~2/15だけ。他の時は獲ってはいけません。
そこですずめを食べられるのは11月半ばから3月位まで。うずらの姿焼きは1年中出ています。
c.お味は?食べられる?
試しに挑戦という方が多く、おいしかった!という人はそう多くはありません^^
・頭(脳!)の部分は、レバーやフォアグラのパテのような食感。
・うずらの肉の部分やたれはおいしい。
ほとんど骨(!?)
鶏皮のような感じでバリバリ食べられます

うずら:20cm。90g
雀より大きいので肉が多い
ふつうの焼き鳥風
1稲荷山で
稲荷山には、石段や山道のちょうど疲れたあたりに茶店が散在しています。
にしむら亭(仁志むら亭)
・・・本殿から千本稲荷をすぎ稲荷山へ登ります
【所要時間】本殿から最短20分
【営業時間】9時~17時(甘味9時~、食事9時半~、ラストオーダー16時)
【休み】第3・4・5金曜日
【tel】 075-641-2482
きつねうどん700円。いなり寿司6個850円。ソフトクリーム350円。かき氷500円。
場所がいい!
伏見稲荷本殿から石段を登って疲れた頃、見晴らしの良い四つ辻にあります。
俳優の西村和彦さんの実家。西村さんは高校卒業まで、ここが通学路!お母さんとお兄さんがお店をやっています。
2裏参道で(JR稲荷駅近く)
JR稲荷駅からまっすぐ本殿に向かうのが表参道。
裏参道へ行くには、本殿を背にして楼門右の石段を降り、右へ進みます。
祢ざめ家(ねざめや)
【地図】こちら
【所要時間】本殿から4~5分。JR稲荷駅まで2~3分。
【営業時間】9時~18時
【休み】不定休
【tel】 075-641-0802
きつねうどん670円。いなり寿司1個150円。うずらの姿焼き720円。
【おすすめ】いなり寿司。雀(うずら)の姿焼き。鰻。
太閤秀吉の正室ねねの「祢」が名前の由来。
ここは、うなぎ、鯖寿司も人気。
ねねうなセット(1,240円)では、いなりもうなぎも鯖寿司も少しずつ食べられます。
道八
【地図】こちら
【ルート】伏見稲荷本殿から 裏参道をまっすぐ下って、川を渡って川沿いの道を左に入ります。
【所要時間】本殿から6~7分位。
【営業時間】10時30分~売り切れまで
【休み】金曜日
【tel 】 075-641-1951
いなりうどん620円。わらび餅330円。(いなり寿司はありません)
【おすすめ】きつねうどん。わらび餅
わらび餅がおいしいと有名なお店です。人気があるので、少し待たされたり売り切れていたり。
mapを見ながら行って下さい。距離は近いのですが初めてだとわかりにくい所に。
稲福(いなふく)
【地図】こちら
【所要時間】本殿から4~5分。JR稲荷駅まで2~3分。
【営業時間】9時~17時
【休み】第2・3・4火曜日(1月から初午まで無休)
【tel】 075-641-1138
いなりうどん900円。いなり寿司7個910円。寒雀一串500円。うずら一串700円~。
おすすめ:いなり寿司。雀(またはうずら)の姿焼き。
伏見庵
おすすめ:いなり きつねうどん
3京阪伏見稲荷駅近く
けんどん屋
【地図はこちら
【所要時間】JR稲荷駅から10分。京阪伏見稲荷駅から5分
【営業時間】11時~14時30分、17時~20時30分
【休み】水曜日+不定休が月に1日
【tel 】 075-641-1330
【URL】http://ameblo.jp/kendonya/
いなり寿司:土日祝日のみ きつねうどん630円
おすすめ
:京風のやわらかいうどんではなく、讃岐うどんの製法で作るもちもちしたコシのあるうどんです。
やわらかいうどんが苦手な方は、こちらがおすすめ。
カツ丼、天ぷらなどもさくさくと揚がっておいしいという声がたくさんです。
それでは!ここまでご覧いただき、どうも有難うございました。
ここでは人気のお店をあげました。でもふっと気に行った店に入るのも旅の楽しみ。
よい旅行になりますように。