お墓参りのやり方!服装、掃除、線香などのマナーは?

お墓参りの時はどんな服装で行けばいいんでしょう。

線香や花など持って行くべきものは?お供えは?

ここでは、お盆やお彼岸、年末などお墓参りに行くときの服装や準備墓掃除やお参りのやり方、マナーをご紹介します。

準備

持って行くもの

・掃除用具
・線香、ライター(ろうそく)
・花、お供え、数珠

 

1掃除用具

・スポンジ(雑巾)
・タオル
・歯ブラシ
・ビニール袋・軍手
・水のペットボトル1本・・・水鉢や花立てにきれいな水をいれるため。

*バケツやひしゃく、水、竹ぼうきはふつう寺や霊園にあります。なかったら次のお墓参りから持って行きましょう。

 

2線香・ライター(ろうそく)
丸く束になった線香1束

線香

3花
花屋・スーパーでお墓用の仏花を2つ
*両親など墓を守っている人と一緒なら、そちらで用意されるので持って行く必要はありません。

 

4お供え
故人が好きだったものなど(少し)

5数珠

数珠

6防虫スプレー・蚊取り線香

夏の墓参りなら、蚊の対策をお忘れなく。

 

服装のマナー

✔カジュアルに動きやすく

・・・喪服や黒い服にする必要はありません。カジュアルな服装で大丈夫です。

自分の実家の墓なら
ランニングシャツにハーフパンツでも構いません。

義理の実家の墓なら
・・・きちんとしたカジュアルに。色も華やかすぎないものにしましょう。

たとえば
・家族で映画を見に行くときの服装
・電車に乗って見苦しくない

 

また動きやすさもポイントです。

お墓は小高いところにあります。坂道を登りますし、掃除やお参りでしゃがむことも多くなります。

おすすめ
ポロシャツパンツスニーカーなど

夏は帽子・蚊対策も!

日焼け 対策

掃除

お墓に着いたらまず掃除です。

1周囲をきれいに

・茂っている草を抜きます。
・落ち葉もひろって
・借りてきた竹ぼうきで周囲をはきましょう。

落ち葉などはビニール袋に入れ、帰りにお寺のゴミ置き場に置くか持ち帰ります。

2お墓をきれいに

1)墓石
墓石を洗うこと、水をかけることについては賛否両論。実家・義実家のやり方に従いましょう。

・・・水を使わないならタオルで軽くから拭き。水を使うならスポンジで軽く洗い流しましょう。

2)水鉢
スポンジや雑巾で古い水を取り除き、拭きあげます。

3)花立て
花筒を外してきれいに洗いましょう。水が腐ったり枯れた葉がこびりついていることもあります。

4)香炉・ろうそく立て
線香皿の金アミは歯ブラシできれいにしましょう。香炉の角も歯ブラシで。これからお参りで線香を置きます。

水は使わなくても構いません。

お参り

1お供え

水鉢と花入れにペットボトルのきれいな水を入れ、花を生けましょう。

お供えを供台に置きます。

お参りの順番

お墓と縁の深い人から順番にお参りします。お葬式の焼香の順番と同じです。

例)お墓を守っている人(主宰者)、長男、長男の妻・子、次男…

・・・親族が集まったら順番を気にする人もいます。こだわらず譲り合っても。

 

線香の本数

本から本。実家・義実家の宗派にしたがいましょう。

線香立てなら束のまま線香をあげるところもあります。

・・・線香の香りは仏様の食べ物ですが、魔を払う力もあるとされます。

お墓参りでは煙をたくさん出して周囲を清浄にする意味もあるようです。

*香炉ではやめましょう。たくさん線香を燃やすと上の台が割れてしまいます。

 

片付け

お供えは持ち帰り

カラスや山の小動物!が食べ荒らすので、お供え物は持ち帰りましょう。

すぐに持ち帰るのはなんだか気が引けますが、お供えはすんだので帰ってからみんなでいただきましょう。

お花は?

お花はそのままにしておくと枯れて水も腐ります。

すぐにまた墓参りをする予定がなければ持ち帰ったほうがいいのですが、やはりすぐ持ち帰るのは忍びないですね。義実家・実家の流儀に従いましょう。

・お墓参りっていつ行くもの?時期と時間は?

後記

お墓参りは毎年行くもの。すぐに準備も手順も慣れてしまいます。

暑い時期・寒い時期にお参りすることが多いので、小さな子は虫刺されや熱中症対策、防寒をなさって下さいね。

よいお墓参りになりますように。