毎年10月31日のハロウィン。
ハロウィン・パーティをするのでも、家族だけでの自家製ハロウィン・ディナーでも、ハロウィンの雰囲気を出す飾り付けをしたいですね。
かぼちゃのちょうちん（ジャック・オ・ランタン）はそれだけで、簡単にハロウィンらしい雰囲気をつくり出してくれます。
ここでは、大人も子供も作れる簡単で楽しめる「ジャック・オ・ランタン」の作り方をご紹介します。
１本格ランタン：かぼちゃ／かぶ
本格的には「かぼちゃ」または「かぶ」で作ります。
１）かぼちゃで
オレンジ色のかぼちゃで
かぼちゃで作るならオレンジ色のカボチャを使います。
食べておいしい日本のかぼちゃは皮が固くてカッターやナイフが入りません。無理をすると手を怪我してしまいます。
･･･黄色いかぼちゃはもっと柔らかいです。でも大きい物は日本では手に入りにくい！
そこで、小さい装飾用の黄色いかぼちゃはを使ってはいかがでしょう。この時期スーパーでも売っていますね。
作り方
やっぱり本物はかわいいです。手頃なかぼちゃが見つかるといいですね。
ランタンのデザイン
↓ハロウィンらしい定番
↓かわいい猫。魔性の黒猫？
↓ざっくりして手作りの味があります。口のところにはマジックで線を引いた後が＾＾
↓大人のパーティならこんな怖い感じもウケそう！
２）かぶで作ろう？
ハロウィンは、もともとアイルランドからアメリカに広がったもの。
･･･アイルランドではかぶでランタンを作っていました。ところがアメリカはかぶよりかぼちゃがたくさん栽培されていました。それでカボチャでランタンを作ることに。
アイルランドでは今もかぶでジャック・オ・ランタンを作ります。
･･･日本では10月終わりには京都の聖護院かぶらが手に入ります。15cm以上の大きなかぶ。
２絵を描く
子どもと一緒に作るなら絵を描きましょう。
１画用紙に描く
モデルの絵や写真を見せながら描かせて壁にはりましょう。
✔パーティのゲームにしたら盛り上がりますよ。
お化けや魔女、ミイラ男、ゾンビ、吸血鬼など楽しくどんどん描いてくれるでしょう。
２風船に描く
オレンジ色の風船をふくらませてからマジックで顔を描きます。
結構描きにくいのでデザインはシンプルにしましょう。つり上がった目と開いた口だけでも怖い感じにできます。
３フェルトで
オレンジ色のフェルトに黒で目や口をはりつけるだけです。フェルトは暖かい印象を与えますから、紙で作ったものより見る人の気持ちを和らげます。
･･･でも、あまり怖い顔に作るとフェルトは質感があるのでろうそくの炎で怖さが増します！かわい目がいいかもしれません。
壁やドアにはりましょう。
ジャック・オ・ランタンって一体何？
あの世とこの世の間をさ迷うジャックが、持っているちょうちんです。
中で燃えているのは悪魔がくれた（投げつけた）地獄の火。
･･･ジャックは生前悪いことばかりして天国へは行けず、悪魔をだました結果地獄にも行けずに永遠にあの世とこの世の間をさ迷うはめに。
火で魔物を追い払うというよりジャック・オ・ランタンその物が魔物のようなもの！
だからトリック・オア・トリートで魔物に化けた子供たちが持ってるんですね。
４折り紙で
小学２年生以上なら、折り紙で作りましょう。
･･･親の手助けは必要ですが、一生懸命折ってくれると思います。また特に器用な幼児さんなら挑戦できるかも。
結構難しいんです。
＊折り紙で風船を作ってジャックの顔を描いても雰囲気が出ます。
５短冊で
オレンジの色画用紙を短冊形にカット。
重ねて上と下に穴を空けモールなどで止めて短冊を広げるとかぼちゃに。
･･･ぶら下げると本当にランタンみたいになります。
･･･ただテーブルにのせてもいいですよ。大きさの違うものを二つ並べるといい感じです。
作り方は色画用紙で作るジャック・オ・ランタンでどうぞ。
ハトメは使わず上下の穴にモールなどを通して止めるのでOKです＾＾
６切り紙で
色紙で
あまり長い切り紙は作れません。小さいかわいいかぼちゃの連なりができます。
色画用紙
厚みがあるので重ねると切りにくいです。つなげずに一つだけ作るならちょうどいい厚さ。
白の模造紙やコピー用紙で
お化けを作ってもかわいいですよ。
７色画用紙で
オレンジの色画用紙に、ランタンの形を描いて切り抜き、目と口を黒いクレヨンなどで塗るか黒い色紙をはります。
また、黒い色画用紙などを切り抜いてオバケやこうもりを作るのもおすすめです。
終わりに
100均にはハロウィンのかわいい飾りがいろいろあります。でも100均の怖いところは、すぐに千円近くになってしまうこと。
来年は使えなくなったりしますから、自分で手作りしたりお子さんと一緒に作りましょう。
手作りは私たちの心を落ち着かせて満足感を与えてくれます。