冬の「神戸市森林植物園」1月:バイカオウレンが咲いていました

神戸市森林植物園で、バイカオウレンが咲いていました。

干支の「たつ」のオブジェもとってもよかったです。

1)バイカオウレンが咲いてる!

「らんまん」で万太郎にとって大切な母の思い出の花だった「バイカオウレン」。

「らんまん」では、まだ寒さ厳しく母の死にまにあわなかったバイカオウレンですが、神戸市森林植物園では、毎年1月上旬には咲いているようです。

Qwert1234, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons

咲いている場所

ロックガーデン(正門から森林展示館・カフェの裏)

咲く時期

1月~3月上旬ころまで

1月上旬、ロックガーデンの山野草は、まだ葉っぱか芽か、地面の下かというところです。

白いバイカオウレンだけが六・七輪咲いていました。さすが「早春に最初に咲く」花です。

なまえの由来:梅花黄蓮

梅花黄蓮(バイカオウレン)と名づけられたのは「梅のような花を咲かせる黄蓮属」だから。

黄蓮(オウレン)は、根茎の内部が黄色いことから。オウレンの根茎は胃腸に効く生薬として使われます。*オウレンは牧野富太郎が名づけ親。

白いがく(花びらに見えます)に、黄色い花びら(おしべに見えます)がほんとうに梅の花のようです。

お母さんのために、花を探して山をさまよった小さな万太郎たちが思い出されます。

2)憎めない!「たつ」のオブジェ

2024年の干支「辰(たつ)」。

森林植物園の干支のオブジェ「たつ」は何やらかわいくてユーモラス。

表情がとてもいいです。

場所

正門から入ってすぐ右手(展示館前広場)

時期

クリスマスころ~2月末ころまで

すごいところ

ぜんぶ植物でつくられている

葉っぱや木の枝などをうまく使って、いきいきした龍になっていて、さわりたくてたまりません(さわれません)

↓曲がり具合がプロの技

それに、あちこちについた接着剤が透明にかがやいて、まるで水滴がたくさんついているようです。

龍の体の材料は、案内板の写真でわかります。顔や目やひげ、腹とか確認してみましょう。

…背中のうろことか、案内板を見ないと、布が貼ってあるとしか思えませんでした…。

 

かわいい

こんな愛嬌のある、かわいげのある龍をつくったのはどんな方たちなんでしょう。

苦労なさったでしょうが、できあがったときは皆さん笑顔だったでしょうね。

これから見る方はお楽しみに!