「厄除け」「厄払い」と「厄落とし」|期間はいつまで、どうやって?

厄除け」「厄払い」「厄落とし」って、どう違うんでしょう?

厄除けや厄払いのお参りや厄落としは、いつまでにするべきなんでしょうか。

 

ここでは、「厄除け」「厄払い」「厄落とし」の

意味、やり方
期間(いつまで)

について、ご紹介します。

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厄除け・厄払い・厄落とし ~意味

厄をはらう方法には、神社や寺での「厄払い」や「厄除け」、風習としての「厄落とし」などがあります。

厄払い(厄祓い)
:神社で厄をはらうこと
厄除け
:寺で厄を取り去る、避けること
厄落とし
:厄を落とす風習

 

厄払いと厄除け

1)厄払いとは

神道では、穢れや厄はらいます。そこで神社では厄払い(厄祓い)ということが多いです。

 

ただ、神社でも「厄除け」といわれることがあります。

明治になって、神仏分離されるまで、神さまと仏さまは同じものとみなされてきました。

この神仏習合の長い歴史から、厄神として有名な八幡さまは、「八幡神」という神さまですが、仏さまと融合して「八幡大菩薩(ぼさつ)」とも呼ばれます。

 

・・・鎌倉の鶴岡八幡宮や、京都の石清水八幡宮などは神社ですが、「厄除け」大祭が行われます。

また、古くから方除けの神社として有名な、京都の城南宮は、厄除けを使っています。

 

神社本庁でも、「災厄を祓う厄祓いやくばらいの儀(厄除け)」と両方の表現が使われています。

2)厄除けとは

では、お祓いはしないので、厄除けといいます。

…厄除け=厄を取り去る、避ける。

参拝者にわかりやすく、厄除け、厄払いと両方併記されているところもあります。

 

3)厄払い・厄除けのやりかた

正式には、御祈祷、御祈願を受けます。

でも、お参りするだけでも、お守りをいただく(買う)だけでも、大丈夫です。

御祈祷、御祈願の流れ

一般的に、

受付
:予約制ではなく、当日、社務所や寺務所で受付します。

待ち時間
:一般には長くて30分。初詣や大祭の日には、長くなることがあります。

料金
:初穂料、玉串料、祈祷料などとして、5千円、1万円ほど。受付するときに納めます。

祈祷・祈願
:拝殿して、集団で受けます。20分くらいで終わります。足元が冷えます。靴下をもう1枚プラス。

お参り、お守りだけでも

初詣などで参拝したときに、「今年もお守りください」とお祈りするだけでも、また、厄除けのお守りなどをいただくだけでも、厄をはらい避けることができます。

安心できたり、けじめがついた気持ちになることも、ご利益の一つです。

4)期間:いつまでに

「厄払い」と「厄除け」の期間は、寺であれ神社であれ、どちらも同じです。

厄除け・厄払いは
・基本:いつでも
・厄除け大祭などにあわせて

1.基本は、いつでも

厄払い、厄除けの祈祷、祈願は、初詣したときに受ける人も多いですね。

でも、1年を通じていつでも受けることができるんですよ。

寺社によっては、いつも受け入れながら、特に厄除け大祭などを行うところもあります。

「厄除け大祭」の時期

現代では、お正月の期間や、旧正月の頃、節分などに、厄除け大祭など、厄払い厄除けの祈祷を、特に受け付けるところもあります。

1月1日 一番祈祷
大宮八幡宮(東京):「厄除開運大祈願祭」など
1月18日ころ
門戸厄神東光寺(兵庫):「厄除け大祭」
石清水八幡宮(京都):「厄除大祭」など
節分
太宰府天満宮(福岡):「節分厄除祈願大祭」など

これらの寺社も、厄除け大祭の日でなくても、いつでも祈祷を受けることができま2.

2.節分までに行かなきゃ?

厄除け・厄払いは、節分までにいかなきゃ、といわれることがありますね。どうしてでしょう?

どうして「節分までに」といわれるの?

旧暦(太陰太陽暦)では、1月1日立春を、新しい年の始まりと考えました。

*新年の始まりは、1月1日は月の満ち欠けで、立春は太陽の位置で決まりました。

平安時代には、1月1日の前の日「大晦日」に大祓や、立春の前の日「節分」には、追儺という鬼(厄神、厄鬼)をはらう儀式が行われました。

新年の前の日に、旧年の厄をはらっていたんですね。

大晦日には、今も神社では大祓の儀式が行われますが、一般には初詣となりました。

そして、「立春」の前の日、「節分」に厄をはらうという風習が、節分までに厄払いをしよう、という考え方になったようです。

節分に厄除けの大祭を行ったり、節分を基準にして厄年の年齢を数える寺社もあります。

「厄」・「厄年」の意味と由来!根拠はないけど、なぜか当たる⁉
...

でも、節分までにお参りしないと「間に合わない!」というわけではありません。

厄年であることに気がついたとき、厄年ではないけど、運勢が今一つなとき、不運がつづく気がするとき、いつでも厄払い・厄除けのお参りに行きましょう。

 

3.前厄も後厄も、お参りすべき?

厄年は、年齢的に「厄」に会いやすい時期、また地域・人生で「役」を担う時期す。

前厄、後厄があって、前後含めて3年間は、健康を害するなど、災厄に会いやすい年ごろとされていますね。

前厄は厄に入るころ、後厄は厄が終わっていくころ、といわれることもありますね。

前厄・後厄にも、厄払いすべきなんでしょうか。

・・・神社本庁では、特に前厄・後厄の意味の定義はされていません。また、寺社によっては、前厄・後厄を設けない年齢もあります。

厄年だけ祈祷を受け、前厄・後厄は参拝だけとか、大厄(本厄)の年だけ祈祷を受けるとか…そのときどきの、私たちの思いや心配、気合、身近な人の思いで参拝しましょう。

 

厄落とし

「厄落とし」とは、厄を落とす風習です。

節分に

節分の豆まきは、豆に厄を負わせて、はらい捨てるものです。

また、節分の夜、四辻に豆やぞうり、お金などを置いて、厄を落とす伝承が各地に残っています。*愛知、兵庫、京都、奈良、愛媛、徳島…。萩博ブログ

出産

また、出産は厄落としになる、といわれることもあります。

「厄」年には、人生や社会における役割を果たす「役」年という意味もあります。

出産という大事な役割を果たすという意味で、「厄落とし」になると考えられてきたようです。

対象の期間は、前厄から後厄まで。

厄年の贈り物

歴史的な根拠はありませんが、厄除けのお札やお守りの代わりとなる贈り物(長いもの=スカーフ、ネクタイなど)をするというキャンペーンも、商業ベースで行われています。

厄年(本厄)のお正月に渡すのがよいようです。

 

まとめ

厄払いは神社で、厄除けはお寺で、よく使われます。厄落としは、厄を落とす風習のことで、節分など。

厄年は科学的ではありませんが、まったく根拠がないともいいきれません。

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最寄りの神社やお寺で、御祈祷、祈願を受けたり、参拝、お守りをもらいましょう。

お参りの期間は、初詣や厄除け大祭などに合わせてもいいですし、混雑を避けるなら、基本的にいつでもOKです。

よい日々になりますように!

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