6月26日は露天風呂の日。入りたいですね。
どう見ても語呂合わせのこの記念日。どんなイベントがあるのかな。
露天風呂にただで入れる温泉、行ってみたいですね。行けなくても自宅で露天風呂の日を祝う(味わう)ことはできないものでしょうか?
ここでは
・露天風呂の日の由来
・無料で入れる温泉
・おうちで雰囲気を
についてご紹介します。
「露天風呂の日」の由来
6月26日になったわけ
6(ろ)・(てん)26(ふろ)の語呂合わせからです。
*じゃあ風呂の日は?そう、2月6日です。
言い出しっぺはだれ?
岡山県湯原温泉です。
地域のまちづくり事業の一環として始まりました。
何かイベントが?
数は少ないですが、露天風呂が無料開放されたり、安く入浴できる温泉があります。
*お近くの日帰り温泉でも、露天風呂があるところなら、6月26日には小さなお得があるかもしれません。チェックなさってみてください。
タダで入れる温泉
「露天風呂の日」にちなんで、無料で入浴できる温泉がいくつかあります。
中には湯原温泉のように、長い無料の歴史を閉じ、有料化したところもあります。
入浴のチャンスがあったら、末永く無料の「露天風呂の日」を続けてもらえるようにマナーを守りましょう。
湯原温泉(ゆばらおんせん)
岡山県湯原温泉では、1987年から30年間、露天風呂が無料で開放されていたのですが、2016年を最後に終了となりました。
露天風呂の日の人気で6月26日に観光客が集中したため、お湯が汚れたり待ち時間が長くなったり、備え付けの品を持ち帰られたりと対応が大変だったとのことです。
2017年からは、旅館などの露天風呂や内湯をめぐるチケットが限定販売されています。
・2017年のイベント内容は湯原温泉郷公式ページで。*最新情報はお知らせ・イベントで更新されます。
那須塩原温泉
栃木県の那須塩原市、塩原温泉郷には、日本にある10種類の温泉のうち6種類があります。
4月・5月・6月の26日前後に(日程はサイトで確認)、無料開放されます。
乳白色の温泉から黒っぽい温泉まで!いろいろな泉質をためしてみたいですね。
・イベント内容は那須塩原市観光局公式サイトで。
奥飛騨温泉郷
槍・穂高などの北アルプスに囲まれる奥飛騨温泉郷。
平湯温泉などで指定された5つの露天風呂が無料開放されます。
・2017年のイベント内容は高山市公式観光サイトで。*最新情報はイベントカレンダーで更新されます。
黒川温泉
熊本県阿蘇山の南側、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星を獲得した人気の黒川温泉。
派手な温泉街ではなく、初めは戸惑うほど。とても落ち着ける自然の中の温泉街です。「街全体が一つの宿 通りは廊下 旅館は客室」がキャッチフレーズ。
・2016年のイベント内容は黒川温泉サイトで。*最新情報は黒川温泉だよりで更新されます。
深耶馬温泉館「もみじの湯」
「もみじの湯」は大分県中津市の市営の温泉です。
耶馬渓は、浸食された奇岩の景色で有名ですが、欠かせないのが深耶馬渓。ぐるっと見回すと、緑の山の中に露出する岩のながめは「一目八景」と呼ばれます。
公営露天風呂なので、気楽に立ち寄れますね。
この他にも、タダにはならなくても、年によってキャンペーンやサービスをする旅館やスパがあるかもしれません。
お近くの施設のサイトを確認なさってみてください。
おうちで雰囲気を!
6月26日に「今日は露天風呂の日」といわれても、急には出かけられません。
自宅で露天風呂を演出できないでしょうか。
1)露天風呂の雰囲気をつくる
露天風呂が、内湯と違うのは「自然」。
やわらかい風やそよぐ木の葉。くらい空やまたたく星。静けさなど。
今夜のお風呂にちょっとプラスして、露天風呂気分を楽しんでみましょう。
観葉植物
浴室に観葉植物を入れましょう。植物が置いてある温泉もよくありますよね。
シダなど葉っぱが揺れるものを。
ろうそくの灯り
ロウソクを置く場所があったら、電灯を消してろうそくをともしましょう。
ろうそくの灯りが揺らいで、ふだんと全く違う雰囲気になります。
ろうそくの炎は1/fゆらぎといわれる不規則な(自然な)揺れで、私たちの心を落ち着かせリラックスさせてくれます。
川のせせらぎの音
川の流れや鳥の声が入ったヒーリング音楽を、ロウソクの灯りのなかできくと本当に自然の中にいるような気がしてきます。
癒し効果も抜群。
手ぬぐい
手ぬぐいは水を保持できないので、入浴には非実用的。
でも温泉といえば、ヒノキの湯桶に豆絞りの手ぬぐいが絵になります。
試しに使ってみませんか。
入浴剤
お気に入りの温泉の入浴剤は必ず。
やっぱり乳白色が雰囲気が出て、おすすめですが、お好みは?
浴衣
もし!旅館で出てくるような、浴衣タイプの寝間着をお持ちならぜひ。
2)露天風呂を探す
とはいえ、やっぱり本物の露天風呂に行きたいですね。
夏のお休みや秋、冬の温泉旅行を企画、または調査を楽しみましょう。
チェックポイントは、外から見られずに入浴できるかどうか。
女性は、家族風呂か、露天風呂付き客室を用意してくれるところじゃないと安心して楽しむことができません。
女子旅なら、一休.comなどで「女性限定プラン」を持っている旅館やホテルを検索し、露天風呂付き客室を探しましょう。
終わりに
「露天風呂の日」には、グリーンやキャンドルで自然を演出してお風呂でリラックスしましょう。
でもやっぱり、ほんものの露天風呂に入りたいですね。
行きたいところの調査もなさってみてください!