名探偵コナン「純黒の悪夢(ナイトメア)」予告編のトリック!ストーリー予想は気をつけて

映画の予告編や公式サイトの情報は、映画とは違うことがあります。

予告編はハイライトシーンがつないであって、ファンがやきもき心配させられる内容になっていますね^^

だからストーリーの予想も、本編とは全く違うものになることも!

ここでは、名探偵コナンの過去の黒映画の予告編と本編を比較して、予告編のトリックをチェック、

それから、今度の「純黒のナイトメア」のトリックについても考えてみました。

ストーリー予想は気をつけて!

お楽しみいただければ幸いです。

実際の映画を見ての結果を赤枠の中に書いています。

予告編のトリック!

予告編などから、映画のストーリーを予想してもなかなか当たりません。

それは、予告編や特報の映像、公式サイトの映画の紹介は、公開される映画とは違っていたりするから。

だから、あまり信用出来ないかも?

どうして映画の予想は難しいのか

  • 理由1)映画が製作途中なため
  • 理由2)「釣り」

1やむを得ない完成作との違い

映画の細かい部分は、まだこれから変わるかもしれません。

映画の出来上がりは、3月中旬のようなのです。

・・・2013年の「絶海の探偵」は、 公開が4/20。

完全披露試写会が3/31、3/11にアフレコ(声優によるセリフ、音を収録)をしたそうです。

試写会ぎりぎりまで、編集が行われる可能性もありますから、

11月、12月に公開された黒ムービーや特報、公式サイトの情報は、まだこれから変わるかもしれませんね。

2)「釣り」、トリックかも!

もう一つは「釣り」。

だますつもりではないけど、ファンの期待感を高めるため。

予告チラシをティーザー(じらす)チラシといいますね。

ファンを「どうなるの?」とやきもきさせ(^^)劇場に足を運ばせるためのトリック、仕掛けです。

過去の黒映画の予告編をチェック

過去の黒映画での、予告編と本編の違いを見てみましょう。

これまでに黒の組織が関わった映画は、第5作の「天国へのカウントダウン」と第13作「漆黒の追跡者(チェイサー)」

ここでは、「漆黒のチェイサー」をチェックします。

「漆黒の追跡者(チェイサー)」

第13作「漆黒のチェイサー」2009年。

「逃げきれねぇ、か・・・」のキャッチコピーで、

コナンの正体が黒の組織にばれるのでは?とファンをやきもきさせました。

1)コナンの正体がバレた!?

予告編では、●黒メンバー、アイリッシュ:「あの高校生探偵を例の薬で処分したのはお前だったな。工藤新一だよ。忘れたか」

●ジン:「フン」と笑う。

ここで場面が変わります。そして、

●ジン:新一に「まさか、ガキの姿になって生きていたとはな。」

「うわー」と心配になってしまいますよね。
どう考えても、ジンにバレたとしか思えません。

ところが、映画では、●黒メンバー、アイリッシュ(ここは同じ):「あの高校生探偵を例の薬で処分したのはお前だったな。」

ジン:「何のことだ」

●アイリッシュ:「工藤新一だよ。忘れたか」

●ジン:「フン、バラした奴の名前なんざいちいち覚えてねぇな。そいつがどうかしたのか」。

アイリッシュ:「いや、何でもない」

コナンが新一だと知っているアイリッシュは、これで話を終わらせました!

・・・アイリッシュはは、ジンを恨んでいて、ジンの失脚を狙っていたんです。
ジンが暗殺に失敗したことを「あの方」に告げるつもりでした。だから、コナンの秘密は口にしないまま。

●次の、ジンがコナンに「ガキになっていたとはな」と言うところは、コナンがみた悪夢の1場面でした!

予告編には「事件の影に潜む黒の組織」とコナンが言うところもありました。

これは、黒の組織の工作員名簿が警察の手に渡りそうになったため、アイリッシュが警察上層部に化けて潜入したもの。

でも、潜んではいましたが、アイリッシュはコナンの秘密を口にしないまま、殺されてしまったので、大したことはなかったんです。

2)コナンの関係者に危害が!

予告編では●灰原:「組織は、あなたと関わった人間をすべて消すつもりよ!」

●続いて、目暮警部が刺されたらしく「ぐわぉっ」叫ぶシーンが。

●それに続いて、少年探偵団が暗闇の中でぎょっとして振り返り、おびえるシーンが。

灰原の警告の後に、目暮警部が刺されたり少年探偵団が危険な目にあいそうなシーンが続きました。

心配しますよね!

本編では●灰原が、「組織は、あなたと関わった人間をすべて消すつもりよ!」という場面はありませんでした!

・・・これは、灰原が、車の中で、推理に走るコナンを諌めるシーンのものだったのだと思われます。

予告編を作る段階ではあったけど、本編では割愛されたか、セリフが変わったのではないでしょうか。

●目暮警部は、容疑者の恋人が警察官を刺そうとした時に、身代わりになって刺されたのでした。黒の組織とは関係なし。

●少年探偵団が怯えて叫び声を上げたのは、テープをはられたカブトムシの謎を解いていた時。

夜の公園で、後ろに足音を聞いて怖がりましたが、博士と哀ちゃんでした。

この映画では、少年探偵団が大活躍。

でも、謎解きや黒の組織との直接の接触はなく、とても安全でした。

うーん、今度の純黒予告編も注意しなくては。

映画は、すごく面白くて、予告編が引っ掛け^^でも、全く問題はありませんでした。

第33回日本アカデミー賞の優秀アニメーション作品賞を受賞しています。

純黒のナイトメア予告編のトリックは?

キャッチコピー

奪われた秘密をめぐる、裏切りと因縁の、バトルロイヤル

「奪われた秘密」は、各国諜報機関やFBIの機密データ。

前の漆黒のチェイサーでは、追っていたのは黒組織工作員リストでした。

今回は、諜報機関のどんな情報を狙うんでしょう。

公安、FBI、CIAのデータが盗まれてしまえば、この3人がスパイとして組織に潜入していることがわかってしまいます。

データは、本当に盗まれずにすんだのでしょうか。データを盗もうとしたのは、組織が彼らを疑っているからでしょうか。

青山さんは、「今、組織の中は大変なことになっている」とおっしゃっているそうです。どうなっているんでしょう!

バトルロイヤルは、自分以外の全員が敵で、最後に一人だけが勝ち残るゲームです。

でも、誰が勝ち残るのか?

赤井、安室、水無はきっと無事に逃げ切るはずです。

バトルロイヤルじゃないかも^^

・・・実際には、水無と安室の情報、他の3人(イギリス、ドイツ、カナダの情報機関)のデータが盗まれ、ダブルフェイスであることが判明。

海外の3人は殺されました。

ブラックチラシ11/4

全国の映画館に96960枚置かれたブラックちらし。

黒の組織のメンバーの名前にラムが登場。

公式サイトのニュースを見ると、このラムが「あの方」の側近であることがわかります。

これには、あまり情報はありませんでした。

ラムは声だけ。それも機械で合成したような声(エンドロールに声優の名前も出ていません)

何の個人的情報も明かされませんでした。男のようです。

黒ムービー11/4

左が黄色、右が青のオッド・アイが開いて、ベルモットが「あの人が動き出したわ」。

「あの人」がラムですね。で、その人はオッド・アイ。

この予告編では、「あの方」の側近ラムがオッド・アイなんだと思いました、てっきり^^

でも12/2公式サイトのストーリーを読むと、オッド・アイは記憶をなくした女性。

女性はラムのような強い蒸留酒をコードネームにしないので、彼女は「あの人」ではありません。

これも、ハイライトシーンをつなげたトリックでした。

それから、赤井「ふん、そういうことか」、安室「そろそろ潮時だな」、水無「まさか!」

水無が危なそうです。

でも、そんなに大した場面じゃないのかも?しれませんぜ、兄貴。

*黒ムービーでは蘭が泣いています。

でも映画では蘭が泣くシーンはありませんでした。11/4の時点では、予定されていたのかもしれません。「純黒」では蘭の出番はぽっちりで残念でした。

公式サイト:ストーリー12/2

始まり:

ある夜、警察にスパイが侵入。

各国諜報機関の機密データを盗み出そうとします。

そこへ安室たち公安が駆けつけ犯人は逃走。赤井の銃撃で車は転落。

次の日:

水族館に出かけたコナンは、記憶をなくしたオッドアイの女性に出会って、彼女の記憶を取り戻す手伝いをするため、「そのまま一緒に過ごすことに…」

「一部始終を影で監視していたベルモット」。そして彼女は「その場を後にしながらサイレンサーを取り出し、装着していたインカムに向かって」「そのつもりよ、ジン」と言い放つ。

と、ここまでが、公式サイトの説明です。

・・・ベルモットが監視していたのは何なのか。

オッド・アイの女性がコナンたちと出会った一部始終、なのでしょうか?

素直に読むと、オッド・アイは警察に侵入した黒メンバーで、ベルモットは彼女をどこかで殺すつもりなのか、という感じですが…。

全然、つながりがなかったりして?

でも、あらすじの最初の部分の紹介なので、素直に読むべきかも?みなさんは、どう思われますか?

ベルモットはずっとオッド・アイを監視していました。仲間として迎えに行き、その後は記憶喪失の彼女を監視。

ティーザーチラシ12/2

コナンが乗っている馬は何?

たてがみやしっぽ、ひづめが燃えているようにも見えます。

青い馬なので、死神が乗る蒼ざめた馬か、と思ったのですが、コナンが乗っているので、死神ということはないですね。

チラシ全体が青いですし。

コナンが馬に乗るシーンがありそうです。きっと…。多分…。

馬なんか出てこなかったよ~。

特報 12/12

オッド・アイとラム

「動くか、あの方の側近が」というジンの声に続いて、オッド・アイが目を開きます。

うわぁ、迫力があってきれいですね。

ここでも「あの方」の側近がオッド・アイみたいじゃないですか!

オッド・アイはラムに忠誠を誓っていました。

黒に潜入している3人が危ない

安室、赤井、水無の顔写真と「忘れるなよ、お前らの定めを」と言うジンの声。

この3人が危ないのは間違いないようです。

「お前らの定め」って裏切り者の定めのことですよね。

あれれ?それとも黒組織のメンバーの定め、心構えのことかな。

まさか、映画ではこの3人とは関係ないシーンで言われちゃったりして^^

お前らの定めは「裏切り者の定め」のことでした。映画の中ではこのセリフは無かったように思います。

安室と水無は本当に危なかった。赤井が助けます。

ポスター1/20

「世界各国で起きた連続スパイ暗殺事件」

「全ての謎を握るのは瞳に秘められし”記憶”!?」

ポスターの中心は、二つの瞳。

でも、黄色・青がはっきりしたオッド・アイではありません。

義眼と言われるラム?義眼なら目がカメラで何か記録している?

でも女の目ですね。

オッド・アイの女性が失った記憶のことかな。

はっきりしているのは連続スパイ暗殺事件が起きたことと、黒の組織と公安、FBI,コナンが対決すること。

他は、書き方もあいまいで…

でも、じらし、とはわかっているけど!どうなるんでしょう?^^

FBI,公安というより、赤井・安室と黒の対決でした。コナンは参謀役。

 

黒の組織の謎が明かされるのか

予告編でも公式サイトでも、謎が解けるとは一言も言ってくれません。

謎が解けないのは間違いないようです( ´_`)

ラムの正体もわかるかどうか。

原作の青山さんによると、コミックは100巻までは続かないそうです。

入場やプレゼントに「まだまだ行くよ~」と書いてありました^^

コミックは、年3冊のペースで出版されるので、あと4年以内にハッピーエンドになる見込み。

*毛利のおっちゃんはどうなるんでしょう。心配です。

最後の頃に、組織の全体像がわかり「あの方」も逮捕!?されるのではないでしょうか。

佐藤刑事、高木刑事、頑張って!

それでは!ここまでご覧いただき、どうも有難うございました。

予告編のトリックは、疑いだすときりがありませんね^^

想像したりやきもきするのも、映画の楽しみ。

4月16日まで、もうしばらく。

楽しみに待ちましょう。

赤井・安室のファンなら絶対見逃せません。哀ちゃんも出番が多かったですよ。