「純黒の悪夢」ごらんになりましたか?
よかったですね。涙がでました。お隣の大学生くらいの女の子も(彼氏といっしょ)泣いていました。
終わった後、観客ははしゃぐこともなく穏やかに外へ。みんな感動していたようです。
純な心、思いやりや明るさ、暖かさが奇跡を起こす物語でした。
ここでは
・「純黒のナイトメア」の感想と登場人物たち、その活躍
・目暮警部に身を引かせた公安の意味と役割
・コミックやノベライズ、DVD
などについてご紹介します。
登場人物と感想
オッド・アイ(キュラソー)
天海祐希さんは、セリフよりも声や息での演技が多かったように思います。
でもさすが。
最後のセリフと声の調子は今思い出しても涙が出そうです。
・・・真っ黒の彼女が、黒の組織では得ることのできない自然な心からの笑いを経験します。そして奇跡が。
キュラソーは組織から逃げたかった?
キュラソーは、以前ベルモットに殺されそうになりました。
天才的な記憶力を持つキュラソー。
何か組織のためにではなく、自分のため、または人のためにその能力を使ったために処分されるところだったようです。
ラムにだけその記憶力を使うことになって殺されずにすんだのですが。*記憶と再生には仕組みがあります。
・・・彼女は以前にも、ふつうの良い心で生きようとしたのかもしれません。驚異的な記憶力故に黒に引きずり込まれたのかもしれません。
もともと柔らかい心を持つ優しい女性だったのではないでしょうか。
赤井と安室
二人ともすごくカッコよかったです。
でも初め二人は格闘!
何でこんな大切な時に喧嘩してるんだ!
と思ったら、しばらく後の安室の一言で理由がわかりました。
安室
「日本の警察は信用できないのか」(*ちょっと違うかも)
黒の組織に侵入された日本警察のコンピューター。世界のどこでもなく日本で!
誇りを傷つけられた安室たち公安は、自分たちで事件を解決しようと必死。
赤井に殴りかかった(?)のも日本警察の意地。
FBIに助けられるわけにはいかない、という思いがあったんです。
赤井と安室
これまで赤井を憎んでいた安室。大人の対応をしていた赤井。
今度の事件を通して二人の間に信頼関係が生まれたようです。
・・・FBIはアメリカのために、公安は日本のために奉仕する組織。二人が対立したり競争することはこれからもありえます。
でも、もう憎しみは消えたようです。
頼りにしてるよ!
警視庁
目暮警部、佐藤、高木、千葉刑事は出番が少なくて残念でした。
顔を見れたのは良かったです。黒との戦いは緊張感いっぱいなので、彼らを見ると少しホッとしました。
公安が出て来たので、目暮警部はすぐにオッド・アイを引き渡してしまいました。
(公安は警察庁(国)がトップで、警視庁(東京都)よりも上位なんですね。
それに、公安は警視総監にも知らせない任務を行うことがあります。)

少年探偵団
今回は探偵そっちのけで遊園地を楽しんだり、コナンたちに怒られないようにこっそりオッド・アイのお見舞いに行ったり。
少年探偵団は、これまでで一番かわいかったです。
純黒のテーマ:純な心が世界を変える
(テーマは今思いつきました)
少年探偵団が、記憶を失ったオッド・アイ(キュラソー)を助けようと推理・調査しながら、でもその前にちょっと遊ぼうと一緒に遊ぶ探偵団。
彼女を気づかってお見舞いに行って、やっぱりまた遊んだり。
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少年探偵団と過ごした時間が黒のメンバーキュラソーの生き方を変えました。
彼女は初めて楽しいと思えたんです。
彼らと友達になれてオッド・アイは幸せでした。
ここが感動!ぜひ映画をごらん下さいね。
さて、大人にタメ口をきいては視聴者をいらいらさせる元太くん。今回はよかったですね。しおらしいところもあってかわいかったです。
いつもの超楽天的押しの強さはなかったですよ。でも将来は、あれで彼女をゲットしますね。元太くんに迫られたら憎めません^^
灰原哀
哀ちゃんもかわいかったです。
黒を相手にしても、以前ほど恐怖で身動きがとれないとか絶対関わりたくないといったことが無くなりましたね。
これまで新一と危機をくぐり抜けてきたからでしょうか。新一を信頼していて自分にも自信がついて来たのでしょうね。
今回は哀ちゃんの出番が多くて活躍しました。哀ちゃんの芯の強さ、やさしさがよく出ていました。
哀愁の哀じゃなくて本当の名前で生きていけるように早くなってほしいですね。
毛利探偵、蘭ちゃん、園子ちゃん
小五郎のオッチャンはあまりにも出番がなさすぎでした。
飲んべぇのところと美人に弱いところだけが出てて。あの脳天気さは貴重ですから無いとさびしい。
蘭ちゃんも出番は少し。事件への関わり方にはちょっと無理矢理感がありました。蘭ちゃんファンとしては、次作に期待です。
・・・蘭は作者の青山剛昌さんの理想の女性だそうです。マリアさまみたいなところがありますよね。
何と言ってもあの毛利小五郎、工藤新一、鈴木園子という強烈な個性を相手にできるんですから!
園子ちゃん、ちょっとの出番でも園子ちゃんらしさを出していました。
甘えん坊で口が悪くて、コナンや元太くんにいつもムッとしてる園子ちゃん。
でも蘭への友情は深いです。新一と電話で話してる蘭を見守る園子ちゃんの表情!
FBI
ジョディやキャメル、ブラウン氏の出番はちょっとでした。赤井が活躍。
キャメル捜査官いいですよね。地味で赤井のように優秀ではありませんが信頼できます。
CIA
水無玲奈は出番は少なかったのですが、短い時間で存在感を発揮していました。根性ありますね。
黒のメンバー
ジン、ウォッカ、ベルモット、キャンティ、コルン
今回もあくまで冷酷なジンでした。
コナンたちとの対決ではいつも負けていますが^^
・・・ところでジンは暇な時には一体何をしているんでしょう。趣味とかあるんでしょうか。キャンティやコルンは銃の手入れや射撃練習でしょうね。
ラムは?
ラムの声も登場したのですが、映画の終わりに出る声優一覧(エンドロール)には名前がありませんでした。
ラムと書いてあるだけ。
映画の中でのラムの声はちょっと変でしたから、機械で合成したのでしょうか?それとも正体をかくすために声優さんの名前を出さなかったのでしょうか?
声は大して怖くなかったです。早く出てこい。
出ると思ったのに出なかった人
世良ちゃんは絶対出ると思ったのですが、出ませんでした。
次回の平次のコナンに出るのでしょうか?
う~ん、なさそうな。再来年かな?
コミック、小説、DVD
コミック
昨年と同じなら11月中旬ごろに発売されます。
小説
映画のノベライズは小学館ジュニア文庫から4/14発売済み。
DVD
11月下旬ころ
テレビ放映
おそらく次作上映前。4月上旬ころ
それでは!ここまでお読みいただき、どうも有難うございました。
初日第1回めの上映に行きました。
・・・会場の7割以上は埋まっていて、4歳位から80歳位まで。
ハリーポッター全盛の時でも、初日第1回上映では数えられるくらいしか観客はいなかったのに、さすがコナンです。
4/16、17の二日間で93万人以上が見に行ったそうです。
これからご覧になる方お楽しみに。
推理ものというよりアクションもの。純な思いやりや暖かさが人を動かすお話しです。
感動しますよ^^