運動会のお弁当づくり、朝何時に起きれば間に合うでしょう。
前日に全部作り置きすることはできないのでしょうか。
ほかのママたちはいったいどんな工夫をしているのでしょう?
ここでは、運動会お弁当の前日準備について3つのタイプに分けてご紹介します。
運動会お弁当の準備3つのタイプ
- 前日、全部作りおき
- 前日、ほぼ作りおき
- 当日早起き、全部つくりたて
前日に全部作りおき
✔おにぎりは、当日の朝作りましょう。
揚げ物・肉
唐揚げ、タコウインナー、ハンバーグなどは冷ましてから冷凍。当日、凍ったままお弁当箱に入れます。
運動会シーズンは気温が高いので、昼頃には食べられる状態になります。
✔注意!
・肉や魚は、当日の朝あたためると固くなります。またかえって細菌の繁殖を促すことも。
・冷凍せず冷蔵庫で保管するなら、お弁当に保冷剤を入れましょう。
・ハンバークは溶けると汁が出ますね。プラカップを使いましょう。
煮物・焼き物、卵焼き
冷蔵庫で保存します。
サラダ
生野菜は、運動会のシーズンには痛む可能性があります。生のまま使うのは、おかずの間にはさむレタスやミニトマトくらいに。
食中毒を予防できるのは酢!
野菜サラダは酢が入った酢の物やピクルス、マリネにしましょう。
・・・運動会前夜にキュウリやミニトマトなどをカットして漬け込めば、当日朝には味がついていおいしくなっています。
*ピクルスとマリネは正式には違うものですが、市販のピクルス液やマリネ液は同じように使えます。
果物
皮ごと持っていけるぶどう、さくらんぼ、ハウスみかんなどがオススメです。皮におおわれているので雑菌が繁殖しにくいです。
充分冷やした状態で持っていけるようなら、メロンやスイカのカットもとてもおいしいですね。
デザート
フルーツゼリーを凍らせてもおいしいです。市販のミニゼリーを凍らせて保冷剤代わりにすることもできますね。
いなり寿司の準備
いなり寿司を作るなら、前日に揚げだけ準備しておきます。
当日の朝
・おにぎり、いなり寿司を作ります。
・おかずは、温めずに詰めていきます。
・・・肉類は温めなおすと固くなってしまいます。
温めなおすとばい菌の繁殖を抑えられるような気がしてしまいますが、実際には細菌が繁殖しやすい温度にさらすことになります!
そのまま詰めましょう。味も落ちません。
*5月・9月はとても暑くなることがありますね。気温が上がりそうなら保冷剤を入れましょう。
食中毒菌に対する抗菌作用が実験で認められているのは、
酢、梅干し、わさび
にんにく、ニラ、納豆など。
✔びっくり!レモンやしょうがには中毒菌に対する抗菌力はないんです。
*紅生姜は梅酢で抗菌力がついています。
*わさび・にんにく・ニラは生で細かく切ったりすりつぶすと抗菌効果を発揮。
朝は何時におきたらいい?
お弁当を詰めておにぎりを握るだけです。
9時からの運動会だとして、役員に当たったら5時おき、そうでなければ6時~7時起きで大丈夫。
前日ほぼ作りおき、当日揚げ物
揚げ物、卵焼き、ハンバーグなど下準備は前日にすませておきます。
当日の朝、おにぎりと一緒に作ります。
✔ひと工夫
おにぎりと唐揚げ、卵焼きを同時に作ることはできません。
時短のためにこんな工夫はいかがですか?
・唐揚げをローストチキンに・・・オーブンが調理してくれます
・レンジで唐揚げを作る・・・350g10分位で
朝、何時に起きたらいい?
役員なら4時、役員でなければ5時に。唐揚げをあげたりしなければもっと遅くても。
全部、当日の朝作るなら
前夜の内に、できるだけの準備はしておきましょう。
その上で当日全部作る方は、4時には始める方が多いです。
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終わりに
初めての年は早起きして全部作ったという方も、2年目・3年目になると時間を短縮しながらおいしさをキープする工夫をなさっています。
おばあちゃんたちも来られて大人数になるようなら、一人で準備するのは大変。運動会が始まるころには腹が立ってしまうかも。おばあちゃんにも、お茶やおにぎりの役割分担をお願いしましょう。
子どもはお弁当をとっても楽しみにしています。大きくなってからも運動会のお弁当は思い出に残ります。たいへんだけど頑張ってあげてくださいね。