鎌倉「長谷寺」のあじさい2023|今年の見頃と開花状況

「五分咲きから見頃終了まで」、あじさい路以外は、入場券なし(長谷寺の拝観券は必要です)で散策できます。

今年は、久しぶりに以前のような混雑になりそうですが、やっぱり自由に楽しめるのはうれしいですね。

ここでは、2023年鎌倉長谷寺のあじさいの

・見頃と開花状況
・長谷寺で:良縁地蔵など
・混雑と周辺の観光地

などについてご紹介します。

1見頃と開花状況

1)あじさいの見頃

見頃
6月上旬(6/5前後)
~25日前後
例年は6月10日前後からきれいな見ごろですが、今年2023年は色づきが早くて、6月5日ころには見頃になっています。

 

*7月最初の月曜に剪定が始まります。6月下旬まで見頃はつづきますが、6月末には花が少なくなりがちです。

 

2)現在の開花状況

5月28日 三分ほどの色づき。淡くうっすら。
6月1日 五分咲き。淡い色合い。そろそろ見ごろへ。
6月6日 若々しい色づきで、見ごろです。

6月24日 一番きれいな時期は過ぎましたが、まだまだ見ごろです。

 

最新の開花状況

・長谷寺サイトの花散歩

Twitter  でみんなの感想

・鎌倉市観光協会公式Twitter

・・鎌倉観光公式ガイド

 

3)「あじさい路」鑑賞

あじさいが五分咲きになるころから、長谷寺の拝観料400円にプラスして「あじさい路」の入場券500円が必要です。

今年は6月1日から有料です。

あじさい路鑑賞(有料)期間
6月1日(木)~見頃終了まで
人数が多いときは、整理券が発行されます。
鑑賞券
:500円(拝観券と別に必要)
券の販売
:観音堂入口で販売。
✔日時指定の鑑賞券は、5/31から長谷寺サイトweb購入もできます。販売は6月5日(月)~21日(水)分まで。
拝観時間
平日
:開門8時~閉門17時(閉山17時30分)
昨年は、6月の土・日は、開門7時30分~と早く入場できました。今年2023年は未発表です。

 

2混雑と周辺の観光地

今年の混雑

↓「あじさい路」の人出は、例年はこんな感じ。整理券も出ます。

6月に入り見頃を迎えて、特に10時、11時頃から、人が多くなっています。

待ち時間も発生します。

境内では、あじさい路に入らない方のためにも、あじさいの鉢などが用意されています。

待ち時間が長すぎるようなら、境内のあじさいだけにしてもいいですね。

 

周辺の観光地

片道15分くらい

・大仏(高徳院)700m(9分
・光則寺 450m(6分)
御霊神社 650m(8分)江ノ電と紫陽花の撮影スポット!境内が線路沿いです。
・極楽寺 1.2㎞(16分)
・鎌倉オルゴール堂 180m(3分)
・鎌倉文学館 800m(11分)
・由比ガ浜 1.1㎞(14分)

地図はこちら

片道30分以上

・銭洗弁財天 2.3km(32分)
・鎌倉駅へ戻り小町通へ*長谷観音バス停からバスに乗って15分ほど。

 

3見どころスポット:良縁地蔵など

長谷寺は、あじさいのほかにも、花しょうぶや、良縁地蔵、カラフルな絵馬や観音さまなど、楽しめるものがいろいろあります。

てらやカフェで、ソフトクリームを買って、かわいいお守りを選んだり。

 

1)良縁地蔵で良縁ゲット

良縁地蔵は、3つあります。3つとも見つけることができれば、良縁に恵まれるとされます。

恋愛だけでなく、いい仕事や、いい人達とのご縁ももらいたいですね。

良縁地蔵の一つは、あじさい路にあります。待ち時間に、ほかの二つを見つけておきましょう。

 

良縁地蔵の場所

1「紫陽花の良縁地蔵」
:あじさい路

 

2「竹林の良縁地蔵」
:経蔵の横

 

3「海の見える良縁地蔵」
:観音堂への石段の途中

 

*写経場の前にあるのは「和み地蔵」。記念写真スポットです。今は、マスクを着用されています^^

 

2)かわいいお守り

ちりめんで作られたかわいいお守り。いちごやテントウムシ、スイカ(すいすい開運)もあります。

「和み地蔵」を閉じ込めたお守りもあります。楽しみにご覧くださいね。

 

3)写経ほか、お寺のご利益も!

長谷寺は浄土宗のお寺。神さまと仏さまは同じものだとされた時代の名残から、神社もあります。

お祈りしたり、ご利益をいただきましょう。

-1 境内でご利益を

観音さま(高さ9m)
:衆生(私たち)を助けてくれる
大黒さま
:金運と仕事運アップ
弁天さま
芸術の神様、金運・仕事運

 

-2「かきがら稲荷」:絵馬をかけよう

言い伝えでは、長谷寺の観音さまは、奈良の長谷寺の観音さま(こちらもあじさいで有名)と同じ木から作られたとされています。

一体は奈良でご本尊となって、もう一体は海に流され15年後に三浦半島に流れ着いたそうです。こちらが、鎌倉の長谷寺の御本尊になりました。

「かきがら稲荷」の由来は、観音さまが海を漂っているとき、たくさんの牡蠣(かき)がくっついて、観音さまを長井浦に導いたとされることから。

かきがら稲荷の絵馬は、カキの殻でできています。

私たちも願い事がかなうように、導いてもらいたいですね。

 

-3 観音ミュージアムで「仏」を体験

長谷寺の「観音ミュージアム」には「観音三十三応現身像」があって、ちょっと不思議な体験ができます。

ここでは、33体の観音さまが、見る人を取り囲むように、半円に並んでいます。

観音は、私たちの願いに応じて33の姿に化身して現れ、叱ったり導いたり幸せに気づかせてくれる仏さま。

きびしい顔、やさしい顔、ちょっと面白いお顔もあります。

観音像に囲まれると、気持ちがシンとして、いつも揺れ動いている心が静まります。

長谷寺観音ミュージアム

 

-4 写経で、待つ

写経も、結構人気があります。文字に集中していると、時間がたつのははやいです。

「延命十句観音経」が短くておすすめ。

1200円です。*受付は15時まで。

 

-5 あじさいうちわ、お忘れなく

券売機で入場券を買って、係の方から整理券をもらったら、すぐ右手に、あじさいのうちわ(無料)がおいてあります。

まるいうちわで、長谷寺のあじさいたちの写真とその名前が書いてあります。

初めにもらって、チェックしながら歩いてみましょう!

 

基本情報・アクセス

長谷寺

【名称】海光山慈照院 長谷寺
【住所】鎌倉市長谷三丁目11番2号
【地図】 こちら

【問合せ】
長谷寺 寺務所(0467-22-6300)

【公式サイト】長谷寺

 

アクセス

電車で

JRで

「鎌倉駅」下車
・江ノ電で5分「長谷駅」下車→徒歩5分(450m)

*電車は日中は約12分おきに運行。江ノ電時刻表

または
・駅東口から京浜急行バス「鎌倉山行き」で 7分→「長谷観音」下車→徒歩3分(270m)

*バスは1時間に2~3本

小田急で

「藤沢駅」下車→江ノ電に乗り換え「長谷駅」下車→徒歩5分(450m)

*江ノ電、日中は約12分おきに運行

 

帰り:鎌倉駅まで歩く

ピーク時には、江ノ電も満員になります。

特に混雑がひどくなるのは、長谷寺からの帰り。長谷駅では満員で乗れないまま、次を待たされることもあります。

次の電車は約12分後ですが、いっそ鎌倉駅まで歩いても。長谷寺から鎌倉駅までは2kmくらい。30分足らずで到着します。

*県道311号線経由。舗装された市街地です。ルート図はこちら

 

自動車、駐車場

あじさいのシーズンは、渋滞します。

車で

横浜横須賀道から「朝比奈I.C.」を出て県道204号、311号で30分ほど。

地図はこちら

駐車場

参拝者駐車場

【時間】8時~17時
【料金】30分350円
【収容台数】乗用車30台、バス4台
*営業時間は17時まで。時間をすぎると翌朝まで出車できません。

最寄りの駐車場

「長谷観音前」交差点から大仏方面、また由比ガ駅へ向かう道路沿いにあります。
いつもNAVIで。

 

長谷寺の駐車場は小さく、大仏近くや由比ガ浜駅周辺の駐車場も、小さいところが多いです。また、鎌倉駅近くは、駐車料金が高くなります。

お得なのは、鎌倉市パーク&ライド。検討なさってみてください。

鎌倉市パーク&ライド

七里ガ浜など、指定の駐車場に駐車して鎌倉を観光するサービス。駐車料金が5時間1740円~2020円。かなりお得です。

由比ガ浜パーク&ライド比は長谷寺に近いのですが、現在休止中です。

鎌倉市サイト:パーク&ライド

 

終わりに

長谷寺のあじさい路は、五分咲きになるころから鑑賞できます。

拝観券のほかに、あじさい路への入場券(500円)をお求めください。

例年通りなら、土日は混雑が予想されるため、開門時間が少し早まって7時半からになります。

楽しみですね。よい一日を過ごされますように。