京都、宇治にあるあじさいのお寺、三室戸寺。
初夏のつつじ、梅雨のあじさい、夏のはす、秋の紅葉が美しい「花の寺」です。
あじさいは50種類もあって、数は1万株。見頃の時期にはハート形のあじさいを探す人や、ベストショットをねらう人で、平日でも混雑しています。
ここでは三室戸寺のあじさいの
・開園とライトアップ、アクセス
・ハートのあじさい、パフェなど
についてご紹介します。
1見頃の時期と開花状況
1)あじさいの見頃
例年6月8日頃、あじさいは七分咲き。きれいな見頃は、7月初めころまでです。
*昨年2020年は、例年より1週間ほど早く色づき、開花は5月下旬でした。
6月8日頃~7月初め
6月下旬には、ハス園も開園。ハスの花が咲き始めます。
2)現在の開花状況
2019年に行った方は、台風の影響などで全体の6割ほどしか咲かなくて、がっかりされていました。
昨年2020年は、とてもきれいに復活しています。
今年も楽しみですね。
2開園とライトアップ、アクセス
1)「あじさい園」開園
あじさい園は、6月1日に開園。平日は昼間のみ。
土・日のライトアップは、夜7時からの入園です。
開園の時期と時間
~7月11日(日)
8:30~16:30
*受付は16時まで。16時30分には下山。
大人800円、小人400円
…「あじさい園」のために、別に入場料は必要ありません。参道入り口の受付で、拝観料を払えば、境内のすべてを見て回れます。
2)ライトアップ
ライトアップは、6月12日(土)~6月27日(日)の間の土・日です。
ライトアップの日程
6月12日(土)・13日(日)
6月19日(土)・20日(日)
6月26日(土)・27日(日)
19時~21時(入場20時30分まで)
大人800円、小人400円
昼の拝観者がすべて帰った後、夜7時から入場受付が始まります。拝観できるのは「あじさい園」のみです。
この時期の京都の日没は、19時10分~15分ころ。うっすら日が残って、だんだん暗くなっていく時間帯もよいものです。
茶店も開いていますよ。
でも、虫がいます。虫よけスプレーをお忘れなく!
3)アクセス、あじさい号など
昨年2020年は、コロナのため、臨時バス「あじさい号」が出ませんでした。
徒歩、路線バス、タクシー利用、車での拝観になりました。
(1)徒歩で
バスの本数が少なく、また最寄りのバス停から徒歩で8分ほどかかるため、電車の駅から徒歩で向かう方もいます。
1.3km。徒歩15分
2.1km。徒歩30分
(2)バスで
×あじさい号
京阪の臨時バス「あじさい号」は、JR宇治駅から京阪宇治駅を経由して、三室戸寺に直行します。
昨年2020年はコロナのため運行していません。今年2021年も、運行しない可能性が高いです。
〇京阪バス
京阪バスが、最寄りの「門前」バス停を通ります。1時間に1本なので、時間を合わせられればおすすめです。
同じバスが、JR宇治駅から京阪宇治駅を経由して、門前へ向かいます。
京阪宇治駅から
京都京阪バス40,40A系統に乗車
→門前バス停まで約 5分
→三室戸寺まで徒歩8分
時刻表 京阪グループバスナビ
JR宇治駅から
京都京阪バス40,40A系統に乗車
→門前バス停まで約11分
→三室戸寺まで徒歩8分
時刻表 京阪グループバスナビ
・京都京阪バス 京都京阪バスで行こう三室戸寺
(3)車で
車は、見頃の時期は大混雑します。*例年は、見頃の6月10日過ぎから、平日でも満車で入場規制があります。土日は駐車場の空き待ちに2~3時間かかることも。
昨年2020年もコロナでしたが、駐車場へ入るのも出るのも、時間がかかりました。
午前9時頃なら、少なめですが、土日にはやはり多くなります。
3ハートのあじさい、パフェなど
1)ハートのあじさい
三室戸寺に行ったら、ハート形のあじさいを見つけなきゃ。スマホの待ち受けにすれば、恋が叶うともいわれますし。
ほぼ毎日見つかる。
でも、場所は、変わる
もともと丸いあじさいが、花の重みでたわんだり、雨に降られて、ハート形になります。
だからハート形は一時的なもの。ハート形の花も、何日か後にはもとの丸い形に戻ってしまいます。
あじさい園も、「ここですよ」と場所の表示はできないんですね。それだけに、見つけたらラッキー!喜びも大きいです。
見つけるコツ
コツは、斜め下を向いているあじさいに注目すること。ハート形のあじさいは、花の重みで、少し下がっています。
2)かわいいお守り・おみくじ
お友達や家族、自分用に、おみやげにしましょう。
おすすめ
源氏物語「恋おみくじ」
:楽しいです。ただし、お寺のおみくじなので、凶もあるんです!
お守りでおすすめは、「あじさいのお守り(恋愛成就)」と「白ヘビのお守り
(金運がつく)」。
絵馬も、ぜひ見てみてください。あじさい模様で、とってもかわいいピンクのハートです。
3)「あじさいパフェ」で一休み
7月中旬まで、境内に「花の茶屋」がオープンしています。運営しているのは京都の飴屋さん、岩井製菓。
お抹茶、ひやしあめ、あじさいパフェやあじさい氷から、冷たい茶そば、かやくご飯のセットまで。
花の茶屋
営業時間
8:30~16:30
*あじさい園の開園時間と同じです
ライトアップ時の日曜だけ、19時~21時も。
✔混雑の様子
昼間のアジサイ園は、人は多くても流れはスムーズです。
ライトアップ時は、例年は、開門の夜7時には受付のために、長い長い行列ができます。
昨年2020年も、コロナでしたが、受付で少し並びました。中に入ると、スムーズに進みます。
終わりに
三室戸寺は、見頃の6月10日ころから月末まで、人が多く混雑します。
でも、ハートのあじさい探しという楽しみもありますし、あじさいの花はきれいで、心洗われます。
花の茶屋でリフレッシュして、平等院へ足を伸ばすのもいいですね。徒歩20分くらいです。
よい日を過ごされますように。