キュレーションサイト非公開から考えさせられたこと

パクリ記事、情報の不正確さから始まったWELQの炎上。

DeNAの全10サイトが非公開となり他の大手キュレーションサイトにも飛び火しています。

当サイトはキュレーションサイトではありませんが、情報を集めて、1ページで多くのことがわかることを目標に書いている記事も多いため、いろいろと考えさせられました。


大手も個人も玉石混交

筆者は大手サイトの記事をそのまま信じていました。

大手サイトは、サイトのデザインも文字もあか抜けていて記事もたくさんあります。



でも、自分でも記事を書くようになりたくさんのサイトを読み比べてみると、大手サイトであれ個人サイトであれ玉石混交。

素晴らしいと感動する情報記事がある一方で、これは薄い!といった記事もあることがわかってきました。

そして、感動的な情報記事(まとめ方がわかりやすく正確で網羅している)は個人サイトの方に多いのです。


個人サイトにいい記事が多いかも

ここ数年で個人の情報サイトも乱立。*筆者のサイトもその一つ。何とか玉石混交の内の「石」にならないよう頑張っている所です。

各情報サイトに同じような記事がたくさん書かれています。

それでも、個人の小さなサイトの方が、大手サイトの1ページより中身があることが多いのは、個人が力を入れて書いているから。



大手サイトはニュースサイトであっても外注ライターの記事が多いのです。*日経など新聞社は違います。

もちろんニュースサイトに署名入りで書けるのはトップライター達。今回の騒動には関係ありません。



でも他の多くのライターは、安い報酬で書いています。

個人サイトのライター(自分のサイトに書いている)のように頑張っていい記事を書けば収入が上がるわけでもありません。

そこで、なかなか全力はつくさないのが人情。

さらにはWELQのようにリライトを推奨する発注者もいます。



そこで大手サイトの記事だからいい記事だ、とはいえず、個人サイトの中にもとても役に立つものがあるという状況でした。




著作権について

著作権については、Instagram に簡潔に紹介されています。

多くの国で、著作権は書籍、音楽、映像作品、アートなどの原作を守るための法的権利となっています。一般に、著作権では事実とアイデアは保護されませんが、アイデアを表現するオリジナルの言葉や画像は保護される場合があります。Instagramヘルプセンター

事実そのものは著作権の対象になりません。

たとえば科学上の発見は、発見した人の独創性や、発見までに費やした労力や努力のたまものであっても、著作権保護の対象にはなりません。 人類すべてが享受して利用していくべき情報ですから当然ではありますね。



利用規約で共有を前提とするものもあります。

たとえばTwitterの投稿は著作権保護の対象になりません。Twitterサービス利用規約には次のように記載されています。

提供されるコンテンツは、他の人たちと共有して差し支えのないものに限定してください。3.本サービス上のコンテンツ



*筆者も著作権については自信がありません。

どうしても必要な場合、画像を引用させていただいています。しかし気が付かずに権利を侵害していることがあるかもしれません。どうぞいつでも問い合わせフォームからご指摘ください。すぐに対処いたします。


リライトが楽!

今回著作権について問題になった点の一つがコピペ、リライト

事実などについて書かれた記事をそのままコピー、語尾などを変えてリライトしただけで、あとはコメントなどを付け加えてサイトにアップしたことです。

コピペは完全な著作権侵害です。



リライトもそうだと思いますが(専門家でないため正確にはわかりません)コピペチェックツールをふつうに使ってもオリジナルの元記事は発見できません。

グーグルもチェックできないので、リライトの記事でもサイトの力が強ければ(記事数が多いなど)、またライターのコメントが十分にあれば独自性の高い記事と評価されて検索で上位表示されます。



実はリライトはとても楽です。

筆者は情報を集めて記事を書くと、1記事8時間前後かかります。遅すぎ!

でも外注さんに書いていただいた記事をリライトしたときは、自分で情報を調べなおし内容を変えて書きなおしましたが4時間位しかかかりませんでした。

*記事数をふやすため16記事ほど外注さんに記事を書いていただいたことがあります。書き慣れて上手な方もいらっしゃれば、初心者の方もいらっしゃってサイトにアップする前に自分で一から書き直したり手を加えたものも多くなりました。



低単価で書く外注ライターさんが、発注者から指示があればリライトするのは当然だと思います。発注者は権威があるように感じられますし。

*ごく少数ですが、良質な記事を速く書けるライターは、発注者から高単価で依頼されるようになります。また専門的な経験があれば単価は高くなります。




クラウドソーシングこれから

-クラウドソーシング業界の経営悪化

今回のWELQから始まった一連の非公開の動きで、痛手をこうむるのは非公開になったサイトの運営会社だけではありません。

クラウドソーシングに関わる企業、ライターへの打撃も大きいでしょう。



クラウドワークスやランサーズは、DeNAほか大口のクライアント(ライターを募集する人)を失いました。

たとえばランサーズでは、1・2ページにあったランサーズが関わる案件(単価1円)が全くなくなっています。DeNAなどから募集されていた案件です。



クラウドワークスやランサーズは、ライターが受注する額の20%を手数料収入として得ています。

安定的に継続して大量募集していた企業が募集を停止。

両社とも大変な損失になります。一時的かもしれませんが経営状況の悪化は避けられないでしょう。


-ライターの単価下がる?

またこれらは、ライターにとっては安心して書ける単価のいい継続案件でした。

これらがなくなったため、ライターの中にはもっと安い案件に手を出さざるを得ない人もいるでしょう。

ライターの単価はむしろ下がるかもしれません。


-ライターの単価を上げるだけじゃダメ

クラウドソーシングのライターの記事単価は上げるべきです。

コピペリライトしなければ、調査とライティングには時間がかかります。

今の単価のままでは最低賃金には遠く及びません。



しかし、初心者ライターのライティング能力も上げなければなりません。



今のやり方では、ライターの教育は発注者に任されています。

発注した側の正直な気持ちとしては、教育するより自分で書き直した方が楽です。

これが企業であれば、教育するよりリライトしてもらう方が楽だということになるのではないでしょうか。

教育は投資です。外注ライターがずっとその企業のために書き続けてくれるとは限りませんし。



クラウドソーシング会社が、ライターの教育に責任を持つのはどうでしょう。

記事を書くというのがどういう作業なのか(個人ブログと同じと考えている人も多いです)、どんなものが著作権法違反なのか、どう書いていくのかなどを、ネット上で研修(映像を配信)し受講を義務付けるなどはできるのではないでしょうか。



終わりに

個人で記事を書いている者として、WELQ問題からは目が離せませんでした。

筆者は心理・英語についてはある程度の専門性がありますが、書いている記事のほとんどについては素人です。

過去記事はまだ見直し中です。できるだけ正しい役に立つ記事を書いていきたいと思います。

読んでいただきどうも有難うございました。

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