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豊洲移転問題をわかりやすく!築地や豊洲はどうしてだめ?どうすべき?

更新日:

築地市場の豊洲への移転問題。

紛糾しています。

「もう築地のままでいいじゃないか」とか「豊洲に市場って怖すぎない?」とか思ってしまいますが、そうもいかないようです。

ここでは、なぜ築地ではだめなのか、移転先の豊洲は何がどう問題なのか、どうすれば解決するのかわかりやすくご紹介します。

 

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1どうして築地じゃだめなの?

次のような問題があって、移転して新しい市場としてスタートした方が良いと判断されました。

 

築地市場の問題点

・建物や施設が老朽化
スペースが足りない
・見学者・買い物客にも危険

 

 

1)建物や施設が老朽化

築地市場は江戸時代から続く歴史のある市場です。

東京の新鮮な市場を運営するためにあちらこちらをメンテナンスしながら今まで運営されてきました。

でも、メンテするよりいっそ新しく作り直したほうがいいという段階になりつつあります。

 

また古い施設なので大量のアスベストが使われていました。八割方処分は終わっていますが、やはり働く人や客の健康にはよくない状態が続いています。

 

2)スペースが足りない

卸の人からすると、施設が昔からの作りなので魚や野菜を積み卸しするスペースが狭く、どんどん処理していくことができません。

鮮度が落ちることもありえますし、物流もとどこおります。

今の築地では処理能力に限界があるんですね。
↓混み合っています。

築地市場 ターレー
By Humanoid one (投稿者自身による作品) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

 

3)見学・買い物に危険も

一般人も市場の中(場内)を見学したり買い物・食事ができます。

場内は、お鮨や海鮮丼が美味しい店が多くて、一般の人もたくさん訪れています。

 

ところが、ここはターレーと呼ばれる一人乗りの運搬車両が絶え間なく動いていて、安全に買い物を楽しむことが難しい状況。

↓ターレー

ターレー

新しい市場を作れば、プロの業者さんの仕事がスムーズに進み、一般のお客も安全に買い物を楽しめるようできます。

*業者さんにとっても、一般客がいる狭い通路を通り抜けるのは危なくてスピードも落とさなくてはなりません。
都民にすばやく食物を届けられなくなって鮮度も落ちたりする可能性もありますね。

 

✔場外市場は残ります

移転するのは築地市場の内部(場内)だけ。

市場の外(場外)はそのまま残る予定なので、買い物や食事には出かけられます。

築地 場外市場

でも、本体である市場(場内)が引っ越してしまえば、場外も影響を受けない訳にはいきません。

市場の活気がなくなるので大打撃を受けてしまいそうです。

場外のお店の方も将来を心配されているのではないでしょうか。客の立場としても気にかかります。

 

 

2豊洲の問題はなに?

豊洲そのものの問題は次の二つ。

 

土壌汚染
・対策として盛り土がされず地下には空洞が

 

✔盛り土がされていない問題は責任者には認識されないままで移転作業が進んでしまいました。

これが豊洲移転についてのもう一つの問題となっています。

 

1)土壌が汚染されている

市場が移転する場所は豊洲にある東京ガスの工場跡地

もともと海を埋め立てられて作られた土地で、東京ガスは昭和31年から32年間にここで都市ガスを製造、供給していました。

・・・石炭からガスを製造していたので、その過程でベンゼンやヒ素、六価クロム、シアン化合物などが地下へ流れ土壌を汚染してしまいました。

 

*ベンゼンや六価クロムは発がん性があります。ヒ素は。シアン化合物って青酸カリとかです!

この上で、魚や野菜といった生鮮食品を卸売するなんて絶対心配です。

obentou_yasai

*それに、このままだと海へと流れ出て東京湾を汚染。魚が食べられない事態に陥る可能性もあります。市場の移転だけの問題ではありませんね。

 

2)地下に盛り土がされず空洞のまま

この汚染された敷地の有害物質をできるだけ取り除き、また害をやわらげるためには、地盤をほってその上に土を盛る(盛り土)をする必要があります。

ところが、豊洲ではこの作業がされないまま。

地下には空洞があって汚染した水がたまっています。

このままでは市場は移転できません。

 

✔盛り土されてなかった!

移転の責任者たちは汚染を防ぐための盛り土は終わったと考えていました。しかし実は工事はしないまま

このため、もう一度工事をする必要があり、予算や工期、管理体制などの移転をめぐる問題がわき起こりました。

・・・これが起こる必要がなかった豊洲移転をめぐる問題です。

 

 

どうすべき?

豊洲そのものの問題は

豊洲の土地の問題は、盛り土をして安全な状態にできれば解決します。

・・・人の命に関わる問題ですから、盛り土の工事が終わったら、綿密な調査・検査を行って詳しいデータを公表、それから安全宣言に進まなければなりません。

市場 せり

・・・豊洲市場は築地と同じように「新鮮で安全」というイメージ作りも大切です。

 

豊洲移転をめぐる問題は?

盛り土をしてない事実を責任者に隠したまま移転作業が進んでいったことについては、

・担当部署に任せ、管理者が抑えるべき点をあいまいにするような風土はなかったのか

・技術職と事務職が協働するための仕組みはあったのか

 

など、組織としてのあり方について調査をして、同じような事が起こらないよう対策をしてほしいですね。

 

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【まとめ】

築地市場は老朽化して、セリや卸の作業スペースも足りません。

新鮮な魚を楽しみたい一般客は、作業中の業者さんの運搬車とニアミスしたり危険もあります。

都民に新鮮な食材を安全にスピーディに提供するには新しい効率のよい市場を建設すべき時期に来ているようです。

・・・豊洲の土地が安全になれば移転して、新しく豊洲市場としてスタートすることになるでしょう。

 

ただ、その前に盛り土と土壌汚染、移転費用など解決しなければならない問題があります。

一気に解決することは無理。時間をかけて問題を一つ一つ片付けていく必要があり、長い時間と熱意が必要です。

豊洲移転には最低でも5年ほどはかかりそうな感じです。

 

盛り土がなされなかったことについては、何故そうなったのかぜひ知りたいですね。

「失敗学」という学問もあるくらいです。盛り土をめぐる失敗から私たちは何を学べるのでしょうか。

 

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